青森県有名な食べ物の青森陸奥湾ホタテは、直売所が安い!
青森のスーパーもホタテは安いのですが、直売所は鮮度が違います。
青森でしか食べられない・青森でしか買えないお土産の陸奥湾ホタテが買える直売所はどこなのか。人気のお店をまとめたので、買うときの参考にしてください。
23年の猛暑の影響でホタテの水揚げ量が3分の1以下に
2023年の猛暑は、日本国内の水産業にも深刻な影響を及ぼしました。その一例として、ホタテの水揚げ量が大幅に減少し、例年の3分の1以下にまで落ち込んだと報じられています。
12月10日現在、いくつかの直売所の通販は品切れしており、12月後半から年明けにかけて生ホタテの入手が厳しくなる可能性があります。
下記の通販は購入可能でした。
青森ホタテは直売所の値段が安い!
青森でホタテを買うなら、直売所の値段が安いです。
直売所はホタテが流通するまでにたくさんの業者を挟まないので、無駄がコストがかかりません。
水揚げしたばかりのホタテをすぐ店頭で買えるので、鮮度がとても良いのも魅力的!
直売所は値段が安いだけではなく、青森県産のホタテが買えるので「他県のホタテではなく、地元産のホタテを探している」という人にピッタリなお店です。
青森ホタテの値段をスーパーと比較
青森県産のホタテの値段は、直売所とスーパーどっちが安いのか比較してみました。
ホタテの値段 | |
直売所 | 1200円/キロ(8~9枚) |
スーパー | 1500円(8~9枚) |
スーパーでの青森ホタテの値段は、日によって違います。
1枚100円という破格の値段かと思いきや、1週間後は1枚150円に値上がりということもあります。
直売所とスーパーの値段を比べてみると、やっぱり直売所の方が安いです。
青森ホタテの直売所で人気なのはどこ?
青森でホタテを買うなら、みんながよく利用しているお店がおすすめです。
※人気の直売所はホタテの入荷量が多く、土日なども営業しているので購入しやすいですよ。
青森のホタテ直売所は数件あるので、特徴や評価などを参考にチェックしてくださいね。
ほたて屋だいえい
青森市山田高校の近くにある「ほたて屋だいえい」は、鮮度とおいしさにこだわったホタテを販売しています。
自社独自の厳しい基準をクリアしたホタテのみを販売!
生け簀に入った肉厚のホタテは味がとっても濃く、県内外のお客さんたちに人気です。
殻付きホタテはもちろん、サラダやカレーなどの料理に使いやすいロングセラー商品「うま蒸しベビー」。
青森県の「ほたて屋だいえい」さんが作る冷凍食品❄️
— 冷凍王子❄️西川剛史 (@frozennissy) September 9, 2023
青森県陸奥湾産ほたて貝を丸ごと使った人気商品
「うま蒸しベビー クリスピーボール」❗️
ほたて貝そのものに衣をつけているので、ほたての旨みがすごい!😋さらに衣がカリカリなので、スナックに最適ですね✨… pic.twitter.com/fyxrpc3eNx
お酒のおつまみに最高な「ほたてのクリスピーボール」など、生ホタテ以外にも商品が買える直売所&お土産店です。
住所 | 〒030-0846 青森県青森市青葉2丁目4-9 |
営業時間 | 9:30~15:00 |
定休日 | 日曜日 |
JF青森県漁連アスパム直販店
青森市から徒歩8分、アスパム1階にある「JF青森県漁連アスパム直販店」。
店内には大きな水槽があり、いつでも新鮮なホタテが買えて全国発送がその場でできます。
青森旅行の最終日に、アスパムでホタテを自宅に送って帰宅する人も多く、自宅で鮮度抜群のホタテが食べられますよ。
店内には殻付きホタテだけではなく、ホタテの加工食品やおつまみ、ご飯のお供などさまざまな商品も販売!
青森県漁連に行くなら生乳にホタテエキスを配合したホタテ味の「ほたちゃんソフトクリーム」も食べてみてくださいね。
GW中に、何年ぶり青森県観光物産館アスパムに行って、ホタテソフトクリームを食べた。
— ことぷき/ぷっきー (@deafkotopuki) May 10, 2021
ホタテ味があり、しょっぱいし、ミルク甘いし混じっている不思議なソフトクリームです。是非食べに行ってね。 pic.twitter.com/nMCH4hAMV2
ガッツリほたて味というより、甘さと塩気のバランスがたまらないソフトクリームです。
住所 | 〒030-0803 青森県青森市安方1丁目1-40 アスパム 1F |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 不定休(施設に準ずる) |
青森県漁連空港直売店
青森空港の1階にある「青森県漁連空港直売店」。
店内にある水槽の中に、活きたホタテが置いてあり、鮮度のいいホタテを好きな分量で買えます。
ホタテ1キロあたり◯◯円で販売しています。「5キロ買うといくらなのか」とわかりやすく一覧表にしているので、予算に合わせてホタテが買えますよ!
活ホタテのほか、冷凍の海産物なども豊富に取り扱っています。
青森旅行でお土産を買い忘れたときも、ぴったりなお土産を見つけられるお店です。
住所 | 〒030-0155 青森県青森市大谷小谷1-5 |
営業時間 | 8:00~20:00 |
定休日 | 不定休(施設に準ずる) |
工藤ほたて専門店
青森駅から徒歩6分にある「工藤ほたて専門店」。
元々、アウガ地下の市場で営業していたお店なので、活ホタテの鮮度は抜群です。
「殻付きホタテを買っても捌けない」という人のために、生ホタテのむき身パックも販売しています。また希望があればスタッフさんが、貝柱と貝ヒモに分けて捌いてくれます。
青森市古川一丁目「工藤ほたて専門店」
— 福猫 お猫様のお世話係 (@fukuneko01004) September 14, 2023
大きくて肉厚でプリップリのねっとり甘い帆立食べました!
美味しかったです🥰
盛り付けのセンスは気にしない!
ホタテ美味しい美味しい、幸せ〜!#ほたてを食べよう pic.twitter.com/GZFA6ssJrt
サービスがいいだけではなく、1キロあたりの値段も安いので旅行客はもちろん、地元民も利用するお店です。
全国発送はもちろん、すぐ食べられるようにも加工してくれるので青森駅近くでホタテの直売所を探しているなら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
住所 | 〒030-0801 青森県青森市古川1丁目11-16 |
営業時間 | 7:30~16:30 |
定休日 | 日曜日 |
f!ne meals(ファインミールズ)
ホタテや野菜など、青森県産の食材を生産者から直接仕入れて販売する「f!ne meals(ファインミールズ)」。
オーナー自らがホタテ産地の平内まで取りに行き、その日に新鮮な活ホタテを販売しています。
時期によってはホタテのタイムセールもおこなっているので、こちらも要チェックですよ!
🌟タイムセールのお知らせ🌟
— f!ne meals ファインミールズ (@finemeals) June 16, 2024
15時〜なくなり次第終了!
ホタテ1枚110円!
10枚で1,000円セット!
今日だけです😣
お早めにどうぞ!! pic.twitter.com/zX4DUFoSxV
鮮度に強いこだわりがあるお店なので、青森県産のにんにくやトマト、りんごなども一緒に買いたい人におすすめのお店ですよ。
住所 | 〒030-0111 青森県青森市荒川柴田60-11 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
ほたて広場
青森市街から浅虫方面を抜けてすぐの場所にある「ほたて広場」。
平内産のホタテを販売する直売所は、水揚げしたばかりの活ホタテを安い値段で購入できるお店です。
夏泊半島でBBQするとき、よく立ち寄ってホタテを買っています。
ほぼ毎月ホタテ感謝デーを開催していて、冷凍ベビーホタテが2割引などで買えますよ。
ホタテは自宅用はもちろん、ご贈答用で全国発送も対応しています。ホタテを剥く専用ヘラや貝の開け方の説明書のセットもあるのでお土産にもおすすめです。
ホタテを使った地元の手作り品もありますよ!
これホタテ広場で見つけて迷うことなく手に取ったのですが絶対日本酒に合いますよね🤤#日本酒 pic.twitter.com/n1Dl7ez1HW
— ペアa.k.a. 6号酵母マソ (@sake_yamagata) August 23, 2022
ホタテを使った珍味やお菓子などのほか、隣接したレストランではホタテ定食などが食べられます。
住所 | 〒039-3372 青森県東津軽郡平内町土屋鍵懸56 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 水曜日、12/31~1/2 |
龍運丸水産
平内町にあるほたて広場から車で1分ほどにある「龍運丸水産」。
土屋バイパスから1本入った旧道にある隠れた人気店です。「新鮮なホタテが市場よりも安い!」と有名で、青森県内外からたくさんの人がホタテを求めて訪れています。
購入は1キロ単位はもちろん、希望によっては枚数でも買えますよ。
良質な活ホタテを販売しているので、刺身にした貝柱は甘みが強く、醤油やわさびを付けなくても美味しいです。
焼きホタテはプリップリの弾力を楽しめるので、半生貝や成貝のホタテを求めている人におすすめです。
住所 | 〒039-3372 青森県東津軽郡平内町土屋鍵懸52 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
田中ほたて直売所
青森市から平内町のホタテ直売所通りと呼ばれる道の一番目にあるのが「田中ほたて直売所」。
「ホタテ◯キロ分」というと、店内にある大きな生け簀の中から活ホタテを取ってくれます。水揚げされたホタテは、口をパカパカとしていて、活きのいい状態で買えるのがポイント!
活ホタテのほか、干した貝柱なども販売しています。
住所 | 〒039-3342 青森県東津軽郡平内町口広田野沢5-4 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
木村ほたて直売所
平内町のほたて直売所ロードにある「木村ほたて直売所」。
店主と女将さんの人柄がとてもいいことで評判!お店の目の前を通ると、いつも車が止まっていて買い物が客を見かけます。
販売するホタテはとても大きく、身も肉厚なので食べごたえがあります。
ホタテの剥き方や美味しい食べ方など、質問するとなんでも教えてくれますよ。
住所 | 〒039-3343 青森県東津軽郡平内町狩場沢檜沢27-10 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
熊谷ホタテ販売所
平内ホタテ直売所ロードにある木目とブルーのおしゃれな建物の「熊谷ホタテ販売所」。
青森にあるホタテ直売所はどこも同じと思う人が多いのですが、熊谷ホタテ販売所は一般的なホタテ貝のサイズよりも身が大きいことで評判です。
時期によって貝柱のサイズが違いますが、大ぶりのホタテを食べたいなら、夏頃に行くのがおすすめです。
気さくな店主がホタテについて丁寧に教えてくれるので、リピーターが多いお店ですよ。
住所 | 〒039-3343 青森県東津軽郡平内町狩場沢浜懸82-3 |
営業時間 | 8:00~17:00(日によって9時~16時など) |
定休日 | 不定休 |
恒新丸水産 ホタテ直売所
青森市街から平内町のホタテ直売所ロードへ向かうと一番最後にあるのが「恒新丸水産 ホタテ直売所」。
「直売所の中でもホタテが安い!」「送料の方が高いかも!」と、値段が安いホタテ直売所として人気です。
もちろん、味も濃厚で美味しく、刺身や焼き、蒸しホタテなどどんな料理にしてもホタテの濃い味を楽しめますよ。
水槽から必要な分だけホタテを水揚げしてくれるので、新鮮で安くて美味しいホタテを買いたい人におすすめです。
住所 | 〒039-3343 青森県東津軽郡平内町狩場沢浜懸44-2 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
陸奥湾ホタテを直売所に買いに行けない!通販で買える?
青森のホタテ直売所まで行けない、買いに行く時間がない人も大丈夫!
陸奥湾ホタテは通販でも購入できます。
通販で活ホタテを買うと鮮度が心配ですが、平内漁協から直送してくれる通販サイトを利用すると、青森ホタテを直売所で買えなくても大丈夫ですよ!
陸奥湾ホタテの特徴は、身が肉厚で甘みがとっても強いのが特徴的です。
新鮮なホタテが手に入ったなら、醤油を付けずに生の状態で食べてみてください。サクサクとしたなんともいえない食感と、口いっぱいに広がる甘みは「また青森ホタテを買って食べたい!」と思いますよ。
温暖化でホタテの値段が高騰
地球温暖化の影響でホタテの値段が高騰しているというニュースが注目を集めています。特に、ホタテの生産地として知られる青森などの冷涼な海域では、海水温の上昇や海洋環境の変化がホタテの生育に深刻な影響を与えています。
ホタテ価格高騰の背景
- 海水温の上昇
- 温暖化による海水温の上昇がホタテの成長を妨げています。ホタテは冷たい海水を好む貝類であり、適切な温度帯を超えると生育不良や病気のリスクが高まります。
- プランクトンの減少
- ホタテの主な餌であるプランクトンが海洋環境の変化によって減少し、成長が遅くなることも原因の一つです。
- 養殖環境への影響
- 養殖では、海水温の変化や酸性化の影響で貝が死滅するリスクが増加しています。また、気候変動により海流の流れや栄養塩の分布が変わり、養殖に適した環境が減少していると報告されています。
- 輸出需要の拡大
- 日本産ホタテは海外、特に中国やアジア諸国での需要が高まっています。しかし、供給量が減少している中での需要拡大が価格上昇を加速させています。
- 異常気象の頻発
- 台風や豪雨などの異常気象が養殖施設や海域にダメージを与え、生産量の低下に繋がっています。
影響と今後の課題
- 消費者への影響
ホタテは刺身や貝焼き、加工食品などで人気があり、価格上昇により消費者の手が届きにくくなる可能性があります。 - 漁業関係者への負担
生産量の減少に加え、養殖や漁業の維持コストが増加しているため、漁業者の経済的な負担が重くなっています。 - 持続可能な漁業の模索
温暖化に対応するため、より耐性のあるホタテ種の開発や、新たな養殖技術の導入、海洋環境の保全活動が求められています。
ホタテの価格高騰に加え、送料の上昇も影響
ホタテの価格高騰に加え、送料の上昇も影響しています。特に日本国内外への流通において、以下の要因が送料の上昇を招き、消費者価格にも影響を与えています。
送料が高い理由
- 燃料費の高騰
- 漁船やトラック輸送に必要な燃料費が増加していることが、輸送コストの上昇に直結しています。燃料価格は世界的なエネルギー需給の影響を受けやすく、特に原油価格の上昇が問題となっています。
- 流通距離の長さ
- ホタテは生産地(主に北海道や東北地方)から消費地までの長距離輸送が必要です。冷凍や冷蔵の状態で輸送するため、通常の輸送よりもコストがかかります。
- 特殊な輸送条件
- ホタテは鮮度が重視されるため、冷蔵・冷凍輸送が基本。これにより、通常の輸送に比べて電力や設備が必要になり、コストが割高になります。
- 労働力不足と人件費の上昇
- 運送業界ではドライバー不足が深刻化しており、人件費が上昇しています。この負担が輸送コストに反映され、商品価格にも影響しています。