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八戸はねぶた祭りでなく三社大祭 青森の祭の違い

ねぶた
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八戸でねぶた祭りは見れない

八戸三社大祭は、八戸地方で行われる大規模なお祭りですが、ねぶた祭りとは異なる祭りです。

八戸三社大祭の概要

  • 八戸三社大祭は、約290年の歴史と伝統を誇る八戸地方最大のお祭りです。
  • 主な特徴は、人形がせり上がり、大きく広がる豪華な「仕掛け山車」です。
  • 2004年に「八戸三社大祭の山車行事」として重要無形民俗文化財に指定されています。
  • 2024年7月31日(水)から8月4日(日)の5日間開催されます。
  • 開催時間は18:00から21:00までです。

ねぶた祭りとの違い

  • ねぶた祭りは青森市で行われる祭りで、八戸三社大祭とは別の祭りです。
  • ねぶた祭りの特徴は、大きな提灯(ねぶた)を引き回すことですが、八戸三社大祭の特徴は豪華な「仕掛け山車」です。
  • 開催地域、祭りの特徴、歴史など、両者は異なる祭りです。

その他の青森の夏祭り

  • 青森県内には、ねぶた祭りや八戸三社大祭以外にも、様々な夏祭りが開催されています。
  • 例えば、弘前ねぷた祭り、五所川原立佞武多(たちねぶた)、十和田湖夏季芸術祭など、地域ごとに特色のある祭りがあります。

ですので、八戸三社大祭では、ねぶた祭りとは異なる豪華な「仕掛け山車」を楽しむことができます。青森の夏の風物詩を堪能するには、様々な祭りを巡るのがおすすめです。

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ねぶたとねぷた祭も違う

ねぶたとねぷた、言葉を並べるとどちらも同じに見えますが、2つのお祭りはまったく違います。

簡単に違いを漢字一文字で表すと、

・ねぶた(nebuta)は「
・ねぷた(neputa)は「

です。

まま
まま

県外から見ると違いがわかりにくいのですが、一度見て体験すると違いがよくわかりますよ。

ねぷた祭りとねぶた祭りの違いを、比較しながらまとめてみました。

※価格や施設情報など、訪問時期によって変更している可能性があります。記事内で紹介する施設やお店の感想は、個人的な意見です。参考程度に見てくださいね。

ねぶたとねぷたの違いを比較

ねぶた祭り 参加方法

青森市などでおこなわれる「ねぶた」、弘前市などでおこなわれる「ねぷた」の違いを一覧で紹介します。

ねぶた祭りねぷた祭り
時期毎年8月2日~7日毎年8月1日~7日
山車の形立体平面/2D
山車の台数約20台約80台
掛け声ラッセラーヤーヤードー
囃子・横笛
・太鼓
・手振りがね
・大太鼓
・横笛
・太鼓
・手振りがね
・担ぎ太鼓
・じょっぱり大太鼓
跳人ありなし
衣装指定自由

それぞれの比較した項目を、詳しく紹介していきますね。

ねぶたとねぶたの「時期」

ねぶた祭り毎年8月2日~7日
ねぷた祭り毎年8月1日~7日

ねぶた祭りとねぷた祭りの時期は、ほぼ同じです。

青森市のねぶた祭りは、毎年8月1日が前夜祭があり、アスパム裏(青い海公園、ねぶたラッセランド)でお昼からイベントを行っています。

日中は、子供たちによる囃子の演奏会やゲストのライブショーなど、夜になると灯りを点灯したねぶたを目の前で鑑賞できます。

また、夕方になるとねぶた師やミスねぶたの紹介、増えや手振り鉦、太鼓などの囃子コンテストがおこなわれます。

囃子方によるコンテストは審査が厳しく、囃子の音色や腕の高さなど、「ただ笛を吹く」「ただ太鼓を叩く」ではダメなので、見ごたえありますよ!

一方、ねぷた祭りは前夜祭はなく、毎年8月1日から本番がスタートします。

初日は県知事や市長などが参加するので、こちらも要チェックです!

ねぶたとねぷたの「山車」

ねぶた祭り立体の人形ねぶたが約20台出陣
ねぷた祭り平面の扇ねぶたが約80台出陣

ねぶたとねぷたの大きな違いは、山車の形です。

ねぶたは、骨組みで作った人形に紙貼りをして3Dの立体型山車に仕上げます。

一方、ねぶたは扇形の骨組みに紙張りをして2Dの平面型山車に仕上げます。

どちらの山車も、大小さまざまなサイズの山車があり、子供ねぶたやねぷたは小さな山車。それから、大人数人でひっぱる大型ねぶたとねぷたがあります。

また、山車はねぶた師とねぷた師が毎年新しく作成し、それぞれの地域で「大賞」や「知事賞」「市長賞」などがあります。

青森では「今年のねぶたは◯◯が良かったね~」や「このねぷたの絵、今年は迫力がスゴイね!」などの会話で盛り上がります。

ねぶたとねぷたの「掛け声」

ねぶた祭りラッセラー
ねぷた祭りヤーヤードー

ねぶたとねぷたは「掛け声」がまったく違います。

青森市のねぶた祭りは「ラッセラー、ラッセラー」や「ラセラー、ラセ~ラ」と力強くスピード感のある掛け声が特徴的です。

弘前市のねぷた祭りは「ヤーヤドー、ヤーヤドー」とゆっくりとした口調の掛け声が特徴的です。

諸説ありますがねぶた祭りのラッセラーという掛け声は「出せ、出せ、ろうそく出せ!」という意味があり、ねぷた祭りのヤーヤドーは「いや、いや、いやよ」という意味があるようです。

ねぶたとねぷたの「囃子」

ねぶた祭り・横笛
・太鼓
・手振りがね
・大太鼓
ねぷた祭り・横笛
・太鼓
・手振りがね
・担ぎ太鼓
・じょっぱり大太鼓

ねぶたとねぷた祭りはどちらも「横笛、太鼓、手振りがね」を使って囃子をします。

ねぷた祭りは団体によって、小さな太鼓を形から下げる「担ぎ太鼓」や、総勢8人ほどで叩く「じょっぱり大太鼓」で囃子を盛り上げます。

ねぷたの出陣は小さなねぷたから大きなねぷたの並びで行われます。保育園や幼稚園児が担ぎ太鼓を1人1台ずつ肩にかけながら、お囃子をする姿はとても感動しますよ。

また直径3.3m、胴長3.6mもあるじょっぱり太鼓は、目の前にすると圧巻のひとこと!

大太鼓を下と上から数人で叩く囃子は、とても迫力があります。

ねぶたとねぷたの「跳人」

ねぶた祭りあり
ねぷた祭りなし

ねぶた祭りには跳人がいますが、ねぷた祭りにはいません。

ねぶたは「ラッセラー」の掛け声とともに、右足2回、左足2回のケンケンを繰り返しながら跳ねます。

一方、ねぷたは「ヤーヤードー」の掛け声に合わせてみんな練り歩くのが主流です。

跳人のいる居ないでお祭りの躍動感がまったく違ってくるので、漢字で表すとねぶたは「躍」ねぷたは「穏」と表現しています。

ねぶた祭りの跳人は自由参加なので、正装の衣装を身に付けていると誰でも参加できます!

ねぶたとねぷたの「衣装」

ねぶた衣装
ねぶた祭り指定
ねぷた祭り自由

ねぶた祭りは衣装が決まっていて、正装で行かないと跳人に参加できません!

青森市ではねぶた祭りが開催される1~2ヶ月前から、お店で正装衣装の販売やレンタルをおこなっています。

一方、ねぷた祭りは、衣装に決まりはありません。ねぷたを引っ張る人や囃子方の人たちは、各団体で衣装を合わせているケースが多いです。

ねぷたの山車と一緒に練り歩く人、囃子方をする人の中には浴衣で参加するケースもあります。

ねぶた祭りと違って、「この衣装じゃないと参加NG」ということはありません。

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ねぷた祭りとねぶた祭りは「最終日」にも違いあり!

ねぷた祭り

ねぶたとねぷたは最終日がまったく違うのもポイントです。

青森市のねぶた祭りは毎年8月7日が最終日。日中は昼ねぶたとして道路を練り歩き、夜は花火と一緒に海上運行をします。

海上運行は、ねぶた大賞など受賞したねぶた団体のみが参加できます。

海の上をゆらゆらと揺れ動くねぶたと、大きな花火とのコラボはとてもキレイですよ。

一方、ねぷた祭りは毎年8月7日が最終日。

最後の日を「なぬかびおくり」といい、午前中に合同運行をおこない、夜は岩木川沿いの土手に複数台のねぷたを並べて…炎で山車を燃やします。

初めて見る人はとても衝撃的な光景を目の当たりにしますが、ねぷた祭りの最終日は昔からの恒例行事。

なぬかびおくりは、ねぷたを燃やして清めおくるという意味合いもあり、今も伝統を受け継がれています。

なぬかびおくりのときは、各団体によるねぷた囃子を一斉におこなうので、こちらも見応えがあります。

ねぶた祭りとねぷた祭りは違いがたくさんあるので、ぜひ曜日を変えて青森の夏祭りを楽しんでくださいね。

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