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宵宮が多いのは青森だけ?夜宮との違い 県外の人に「夜宮(よみや)」は通じなかった!

情報
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2024年(令和6年)も青森市・弘前市・五所川原市などで宵宮が始まりました。

衝撃事実!

「夜宮」って青森だけの夏の風物詩ならしい…。

夏に「夜宮(よみや)」がない街ってあるのか気になったので、他県在住者に調査してみました。

案内人
案内人

一般的に宵宮=よいみやと呼ぶらしいのですが、青森では『夜宮=よみや』と呼びます。

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青森県民以外は「夜宮」とは何か知らない!?

関東と中部地方に住んでいる家族にと聞いてみました。その時の会話がこちら!

まま
まま

そっちにも、夜宮ってある?

え、夜宮ってなに?
まま
まま

えー!忘れたの?神社とかに夜店がいっぱい出るお祭り…

あ~!そういえばないかも、そんな行事。

そもそも「夜宮(よみや)」という言葉自体を知りませんでした。

まま
まま

県外に嫁いでから15年以上たっているので、小さい頃から毎年行っていた夜宮を忘れたようです。

毎年、各エリアの神社やお寺に出店が立ち並び、夕方頃から始まるお祭り。と説明したところ、やっと思い出してくれました。

私の周辺では夜宮のほか、「夜店(よみせ)に行ってくる~」という人もいました。

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全国の神社や寺院の宵宮情報を調査した結果

全国のいくつかの都道府県にある神社や寺院で宵宮がおこなわれているのか、調査してみました。

調査してみて思ったことは、青森県民が知っている出店がたくさん立ち並ぶようなお祭りでありませんでした。

多くの都道府県では、宵宮はお祭りの前夜祭のような形。または、お神輿などのお披露目をするなどでした。

案内人
案内人

青森の宵宮は一般的な山車や祭囃子、花火大会などの夏祭りとはちょっと違います。

たこ焼きや焼きそば、射的やくじ、金魚すくいなどたくさんの露店が集まり、多くの人は露店を楽しみに訪れます。

まま
まま

宵宮に寄りますが、露店(青森では「出店(でみせ)」と呼ぶ人も多い)は少なくて10店、多いと80店くらい立ち並びます。

ちなみに、青森の夜宮の様子はこんな感じです。

青森だけが宵宮でたくさん出店を見て回るようです。

県外在住者に聞いたところ、出店は町内会や街の大きなお祭りでたくさん立ち並ぶようです。

青森もそれぞれの町内会で開催するお祭りはありますが、それとは別に神社や寺院でも宵宮があります。

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宵宮が多いのは青森だけの夏の風物詩?

ネットを調べてみると、やっぱり宵宮が多いのは青森(津軽地方)だけの様子。

青森県民ならわかる、青森の宵宮の特徴をまとめてみました。

・開催時期は6月から9月にかけて
・開催時間は夕方から(17時あたり)
・夜宮が始まる前に花火(号砲花火)がなる(ドンドンという音が2~3発)
・夜宮の日は家族や親戚が集まる
・夜店はしゃ的や飴せんべいなど多数出店
・盆踊りやお囃子などお披露目会あり
・拝殿でお賽銭&お祈りをする 
・夜は手持ち花火をして楽しむ
・学生は自転車で各町の宵宮へ行く など

夕方になると「パンパン」と花火の音が聞こえて来ると、

今日はどこで宵宮なの~

と友達同士でざわざわするのが当たり前!

まま
まま

小さい頃から母に「青森市の夜宮は善知鳥神社で始まって久須志神社で終わる」と聞かされていました。

青森はねぶた祭りという一大イベントがありますが、毎週のようにどこかで始まる宵宮は青森県民にとって楽しみのひとつです。

宵宮の日は親戚一同が集まる

青森の宵宮といえば、家族や親戚が集まり、庭でバーベキューや自宅で飲み会をする日でもあります。

まま
まま

私も小さい頃、毎年、宵宮の日になると親戚が集まって夜遅くまで飲み会するのが恒例でした。

年々、子供たちが大きくなり親戚で集まることはなくなりましたが、宵宮に行くと孫と一緒に来る祖父母や家族でぞろぞろ訪れる人たちをたくさん見かけます。

デートや出会いの場でもある

青森の宵宮には、たくさんの人が集まるので、出会いの場としても知られています。

・久しぶりに友達と再開したり
・気になる子を「宵宮に行かない?」と誘ったり
・友達を通じて知り合いが増えたり
・可愛い子やかっこいい子を見つけたりなど

そして宵宮が終わるとカップルが増えるというのも、宵宮のあるある話です。

青森は夏になるとあちこちで宵宮がおこなわれているので、浴衣を着てデートするカップルがとても多いです。

地元以外の宵宮に行く人が多い!

子供の頃は親と一緒に宵宮に行っていましたが、中学や高校生になると友達や恋人と一緒に行くのが当たり前になります。

そして、高校生辺りからは地元以外の宵宮に行くことが増えます。

青森市で大きな宵宮といえば、久須志神社や廣田神社などですね。夜店がたくさん出るので、大きな宵宮は人気です。

まま
まま

今はほとんど見かけませんが、昔は花火のバラ売りをする出店がありました。

好きな花火を1本ずつ選んで自宅前や公園などでやるのが一般的でしたが、花火ができる場所も限られているせいか、現在は出店自体がほとんどなくなってしまいました。

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宵宮が人口減少で無くなる日も近いかも

コロナを境に屋台の数が年々減ってきました。

人口減少による影響

  • 津軽地方では人口減少が進み、地域コミュニティの維持が難しくなってきています。
  • 宵宮を支えてきた地域の高齢化や若者の流出により、宵宮の開催が難しくなってきています。
  • 外ヶ浜地区では、すでに宵宮がなくなってしまったという話もあります。

宵宮の保存に向けた取り組み

  • 地域の人々が協力して、宵宮の伝統を守り続けていくことが重要です。
  • 若者世代への継承や、観光資源としての活用など、創意工夫が必要とされています。
  • 地域の絆を深め、人々が集まれる場所としての宵宮の役割を見直し、持続可能な形で残していくことが課題です。

地域の活性化につなげる

  • 宵宮は単なる伝統行事だけでなく、地域の活性化にもつながる可能性があります。
  • 観光客の誘致や、地域の特産品の販売など、経済的な効果も期待できます。
  • 地域の人々が主体となって、宵宮を通じた地域づくりに取り組むことが重要です。

人口減少は地域の伝統行事にも大きな影響を及ぼしています。

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