「青森ねぶた祭りってどんなお祭りなの?」
なんとなく聞いたことがあるけど、魅力や楽しみ方がイマイチわからない…という人は多いと思います。

「一度見ると忘れられない思い出になる!」それが青森ねぶた祭りの魅力です。
青森ねぶた祭りを知っている知らない人に伝えたいお祭りの見どころや人気の理由などをお伝えします。
※価格や施設情報など、訪問時期によって変更している可能性があります。記事内で紹介する施設やお店・商品の感想は個人的な意見です。参考程度に見てくださいね。青森ねぶた祭りってどんな祭りなのか

青森ねぶた祭りを簡単にいうと「気づけば手を叩き、体全体がワクワクするお祭り」です。
津軽弁でねぶた祭りが始まるシーズンになると「じゃわめぐ」というのですが、まさにぴったりな言葉です。

薄暗くなった夜の街を、大人20人ほどで明かりを灯した巨大なねぶた(灯籠)を引っ張りながら練り歩き、思わず跳ねたくなる囃子方の音色とそれに合わせて「ラッセラー!」と掛け声を言いながら踊るハネト(跳人)たち。
勇壮な武者絵や伝説を題材にした巨大なねぶたは、高さ5m、幅9mを超えるものもある迫力満点の山車です。

青森ねぶた祭りの魅力は言葉だけでは伝えづらく、実際に見ないと「じゃわめぐ」という気持ちはわかりません!
ねぶた祭りは毎年8月2日〜7日に青森市で開催されているので、ぜひ実際に青森へ観光しに来てください。
ねぶた祭りの起源
ねぶた祭りの由来には諸説ありますが、有力な説のひとつが「七夕祭りの流れをくむ」ものです。
古くは「眠り流し」と呼ばれ、笹竹や灯籠を川に流し、眠気や災厄を払う風習があったとされています。
これが発展し、現在のような大規模な祭りになったといわれています。
青森ねぶた祭りの魅力と人気の理由

今や県内だけではなく全国・海外からも訪れるねぶた祭り。
その人気の理由は、山車であるねぶたの迫力はもちろんですが、参加者の一体感にもあります。
これを見れば青森ねぶた祭りに行ってみたくなる!という魅力をまとめてみました。
① ダイナミックなねぶた

職人が1年かけて制作するねぶたは、光と影を生かした美しい造形が特徴です。夜に灯りがともると、幻想的な雰囲気が漂い、見る人を圧倒します。
② 参加型の祭り

観客として見るだけでなく、ハネトとして飛び入り参加が可能なのもねぶた祭りの大きな魅力。ルールに沿った衣装を着ていれば、誰でも「ラッセラー!」の掛け声とともに飛び跳ねながら祭りに参加できます。
③ 最終日は海に浮かぶねぶたと花火大会

青森ねぶた祭りの最終日(8月7日)におこなわれる、ねぶた海上運行と花火大会は必見!
海上に浮かぶねぶたと打ち上げ花火のコラボレーションは、祭りのクライマックスを盛り上げます。
青森ねぶた祭りの楽しみ方を知ろう
青森ねぶた祭りはただ見るだけでも思い出に残るお祭りですが、この時期だからこその楽しみ方があります。
後悔しないためにも、ねぶたの楽しみ方をチェックしてくださいね。
①観覧席の確保は重要!

大混雑する祭り期間中、快適に楽しむには有料観覧席の確保がおすすめです。
青森市の人口は約26万人弱ですが、ねぶた開催中は約98万人が訪れます。開催場所はどこも混雑しているので、観覧席を決めておかないとねぶたの迫力を体験できません。
特に家族連れやカメラ撮影をする人は、有料観覧席を予約したほうが便利です。
② ハネトとして参加する

「見るだけでは物足りない!」という人には、ハネトとして参加するのがおすすめです。
ねぶたの衣装は地元のスーパーや衣料品店で購入できますが、レンタルしているお店もあります。当日の申し込みOKや着付け対応のお店もあるので、チェックしてみてください。
③ 屋台で青森グルメを楽しむ

ねぶた祭りの期間中は、青森名物のホタテ焼きやチリンチリンアイス、リンゴ飴などのグルメが楽しめます。
青森駅前やアスパムなどに特設会場があるので、ねぶた祭りの開催地を巡って青森グルメを楽しむのもおすすめです。
④ ねぶたの制作過程を見学する

巨大なねぶたはアスパム裏に設置した「ねぶた小屋」に置いてあります。ねぶたが始まる3ヶ月ほど前から、ねぶた師たちが制作しているので様子を見られますよ。
また青森駅から徒歩1分にある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」では、実際に使われたねぶたの展示や、制作過程の解説が見られます。ねぶた祭りの歴史や跳人体験などもできるので、予習として見学するのもおすすめです。
青森ねぶた祭りは魅力がたくさん!ぜひ実物を見てみてください

青森ねぶた祭りは、ただ見るだけでなく、参加してこそ本当の楽しさを味わえるお祭りです。
初めての人は1日目は観覧、2日目は跳人として参加してみてはいかがでしょうか。