浅虫海づり公園とは

「浅虫海づり公園(あさむしうみづりこうえん)」は、青森県青森市浅虫にある釣り公園です。水深は7mほどあり回遊しやすい絶好のロケーションで、海釣りを気軽に楽しめるスポットとして知られています。
青森市はほとんどの場所が釣り禁止で、落水した場合も上に上がれず救助が間に合わない可能性が高いです。
またトイレも近くにないので、家族で釣りをするなら浅虫海釣づり公園がおすすめです。
釣れない?!釣りたいならたくさんの餌を準備
7月8日現在は小鯖・小鯵がたくさん釣れていますが、お客さんが少なく集魚餌が無い場合は回遊待ちになるので釣れない可能性もあります。
自分の場所に魚を寄せるにはたくさんの餌が必要です。
多くの魚に出会いたい場合は、アミエビブロックか常温保存可能なアミ姫などを多めに購入して持参するのがおすすめです。
少ない場合はすぐに無くなる可能性が高いので、1.5kg以上持っていくと良いと思います。
一回でたくさんの魚を釣り上げたい場合は針がたくさん付いたサビキがおすすめです。
使い方がわからない場合はスタッフに教えてもらいましょう。
釣れた魚はどうする?食べない場合はすぐに逃がそう
釣れた魚は食べないのであればすぐに逃がしましょう。
バケツに海水を入れてもすぐに温度が上がり死んでしまいます。
持ち帰る場合はクーラーボックス必須
サバ・アジなどを持ち帰る場合は、クーラーボックスに海水を入れて保冷剤で0度以下に冷やして氷締めにするのがおすすめです。

サバ・アジ・イナダなどの青物は鮮度が落ちるとヒスタミンが生成され、アレルギーの食中毒になる可能性が高くなります。
子どもは少量でも食中毒になりやすいので注意が必要です。
サバを25℃で24時間放置すると、ヒスタミンの量は4,500µg/gに増加しました。これはこのサバを4.9g食べただけで食中毒を発症する量です。(食中毒の発症量を22mgとした場合)
https://www.pref.ehime.jp/page/6457.html
30℃で保存した場合、24時間後のヒスタミン濃度は、生魚が約3,500mg/㎏、
https://www.seiken.server-shared.com/2007m9.html
ヒスタミンは過熱しても消えないので、青物を持ち帰る際はクーラーボックスを準備して7℃以下にして鮮度に注意しましょう。
食べたときに舌や唇がピリピリする場合はヒスタミン濃度がかなり高いので食べないようにしましょう。
また魚はアニサキスの寄生虫がいる事があるので、刺身にする場合は冷凍庫で2日以上凍らせて半解凍してから刺身が安全に食べる事ができます。
不安な場合は過熱してから食べるようにしましょう。
小サバやアジを食べる場合は脂がのっていないので、個人的にはフライがおすすめです。

スタッフから釣り方などを教える事はないようです
スタッフからお声がけをすると気分が悪くなる方もいるようなので、基本的に話しかける事はしないようです。
釣り方など知りたい場合はスタッフに聞くと教えてもらう事ができます。
海上釣り堀は無くなった
昔は魚やホタテの釣り堀もあったようですが、価格高騰の影響などで現在は無くなってしまったようです。
青森市浅虫海釣り公園で釣れている魚(釣果情報)

大きい魚を釣った場合はイケスで保管できる

釣った大きい魚は海水を循環しているイケスで保管ができます。
クーラーボックスを持ってきている場合は魚を活〆にしてクーラーボックスに入れるのがおすすめですが、クーラーボックスが無い場合はイケスで生かしておいた方が鮮度を保つことができます。
浅虫海釣り公園 料金
区分 | 金額(大人) | 金額(小人) |
---|---|---|
入園料(個人) | 150円 | 70円 |
入園料(団体) | 120円 | 60円 |
つり台利用料 ※入園料含む | 700円 | 500円 |
つり竿利用料 | 500円 | 500円 |
つり台利用回数券 (6枚綴り)※入園料含む | 2,500円 |
※小人は6歳以上16歳未満
釣り竿と餌を持参した場合は大人700円・子供500円で釣りができます。
釣り竿をレンタルする場合は追加で一人500円必要になります。

設備


釣り竿の貸し出しの他、イソメとオキアミの販売もあるので手ぶらでも楽しむことができます。
釣り方などはスタッフに聞くと教えてくれるので初心者でも大丈夫です。
トイレやライフジャケットも完備されているので、子供や女性でも安心です。
救命胴衣は無料で利用できます。
大物が釣れた場合でも、釣り台にはタモが設置されています。


浅虫温泉街がすぐ近くにあるため、釣りの後に温泉でリラックスするのもおすすめ。また、釣りをしながら湯ノ島や夕日を楽しめる絶景スポット。
近くの浅虫水族館で魚の生態を勉強するのも面白いです。
風速5m以上は閉園になる場合がある
風速5m以上で危険と判断された場合は釣っている途中でも閉園になる可能性があります。
閉園になった場合でも返金はありません。天気予報を見て風が強くなりそうな日は別の日に行くのがおすすめです。
釣り竿の貸し出しはオキアミの餌付き

釣り竿の貸し出しの場合は、少量ですがオキアミの餌付きなので手ぶらで楽しむことができます。
また、根掛かりして針やおもりが無くなった場合は無料で付けてもらうことができます。
カラスに注意
カラスが餌や食べ物を狙っているので、目を離さないように注意しましょう。
一緒に貴重品を入れていると海に落とされる可能性もあるので注意が必要です。
駐車場
海釣り公園の前に無料で駐車できます。

営業時間
期間 時間 4月29日~9月30日 9時00分~17時00分 10月1日~10月14日 9時00分~16時00分 休園日
- 毎週火曜日
- 浅虫温泉花火大会開催日
生息魚類
5月~6月頃 アイナメ(アブラメ)・カレイ・ソイ・メバル・クロダイ・ウマズラハギ・イナダ など 7月~8月頃 サヨリ・アジ・サバ・クロダイ・メバル・イナダ・シイラ・シーバス など 9月~10月頃 アイナメ(アブラメ)・カレイ・ソイ・ウマヅラハギ・シマダイ・イナダ・サワラ など 収容人数
200人(同時収容)
保安施設
浮輪・はしご・救命胴衣など
施設使用に当たっての留意事項
注意事項
- 投げ釣りは危険ですので、周囲を確かめてから投げてください。
- 持込み竿の使用は2本までです。
- 空缶・空びんなどのゴミは海に捨てず、くずカゴに入れてください。
- 危険防止のため、酒を飲んで酔っているかたはお断りします。
- 子どもづれのかたは、お子さんに危険のないよう十分注意してください。
- 10才未満のお子さんが利用される場合は、必ず保護者または引率者が付き添ってください。
- 施設では係員の指示に従ってください。
開園についてのお問合せ
- 浅虫海づり公園(管理事務所)電話番号:017-752-2810
- 浅虫温泉観光協会(指定管理者)電話番号:017-752-3250
無料開放日
5月5日(こどもの日)と7月15日(海の日)には、お子様(6歳以上16歳未満)の入園料
(つり台利用料含む)を無料とし、9月16日(敬老の日)には、60歳以上の方の入園料
(つり台利用料含む)を無料とします。イベント情報
年間を通じたイベントとして、『「年間大物ランキング」を公表し、優勝者には、浅虫温泉宿泊補助券をプレゼント』を行う予定としています。
https://www.city.aomori.aomori.jp/sangyo_koyou/nourinsuisangyou/1004278/1004288.html