青森県では、保護猫や保護犬の里親募集が積極的に行われているのをご存じですか?
青森市や弘前市、八戸市、十和田市などでは定期的に譲渡会が開催。

私たちも保護猫!保護された猫や犬たちが、新しい家族との出会いを待っています。
今回は、実際に保護猫を迎えるまでの流れや準備などを紹介します。
また、犬や猫をどこで譲渡会や里親募集しているのかの情報も詳しくお伝えします。
【実録】青森で保護猫を迎えるまでの流れ

出会いは突然!2匹の保護猫と出会い、あっという間に3年目が過ぎた我が家。

今まで、青森で保護猫の譲渡や里親をしているなんて知りませんでした。
さまざまな出来事があり、生後1ヶ月の子猫の兄弟を迎えることになりました。
【経験談】青森市で「子猫譲ります」の情報を知る
子どもたちの「猫を飼いたい」という願い。
保護猫を迎える予定でしたが計画がゼロになり悩んでいたときに、保護猫の里親情報を見つけました。
インスタでDMして、さっそく子猫たちを見に行くことにしました。
扉を開けた瞬間、部屋の中をぴょんぴょんと駆け回る2匹の子猫。一瞬で子どもも親もメロメロに!
ここから家に迎えるまでは、次のような流れでおこないました。
1.猫を迎える家にふさわしいかいくつか質問
・家族構成
・住宅環境(ペットOKの住宅か)
・猫用ケージの有無など
2.とりあえず1週間のトライアル
トライアルしてみて、子猫を迎えることができるか判断
3.保護猫の譲渡契約をする
「保護猫を迎えたい!」と伝え、譲渡契約書にサイン
保護猫を、トライアルから家族として迎えるまであっという間です。
状況によりますが、私たちは譲渡後に指定の動物病院でワクチンをする予約をしました。

あと、費用も少しかかります。
費用は1ニャンあたり3,000円でした。

費用は今後の保護猫活動にあてるようです。
去勢手術についてなどサポート体制がしっかり整っていたので、初めての里親も不安がありませんでした。
保護猫を迎えるって思った以上に大変なことで、想像以上のトラブルもたくさんあります。
でも、何気ない仕草やピタッとくっついて眠る姿などに、家族みんなが癒やしをもらっています。
「あ~、家族として迎えてよかったな」と思う瞬間を毎日のように感じています。
東奥日報には「猫・犬譲ります」コーナーがある?

青森県内で発行されている東奥日報に、「猫・犬譲ります」というコーナーがあるとの情報をキャッチ!
しかし、調べて見ると定期的なコーナーはありませんでした。

記憶では昔、新聞で犬や猫に関する情報があったような…。
我が家の猫や犬自慢のようなコーナーを見たことがあるので、情報が混同しています。
ただ東奥日報では、犬や猫の里親や譲渡会に関する情報を度々紹介しています。青森県のどこで開催されているのか、譲渡希望者はぜひチェックしてみてください。
青森県内の保護猫・保護犬の譲渡会情報

青森県では、地域の動物愛護団体やオンラインプラットフォームを通じて、定期的に里親や譲渡会を開催しています。
たとえば、次のような場所で行なわれています。
青森市の譲渡会
・保護猫ハウス「こころ」(@kokoroneko22)
・青森市市役所(https://www.city.aomori.aomori.jp/kurashi_kankyo/kankyo/1002067/1008071/index.html)
・青森県動物愛護センター(https://www.aomori-animal.jp/index.html)
・猫カフェ「ぽんぽろ」(https://www.pekotama.com/ponporo/)
青森市では、青森県動物愛護センターや動物病院、猫カフェなど一部の施設で里親や譲渡会をおこなっています。
弘前市周辺の譲渡会
・弘前 保護猫の会(hirosakihogonekonokai)
・猫ハウス ごろにゃん(@golonyan_necohouse)
・いずみの動物クリニック(https://izumino.pet/blog/)
・ジモティー(https://jmty.jp/aomori/pet-cat/g-all/a-38-hirosaki?srsltid=AfmBOop_joe4YuwBCVyVo53f7-UYqT7bT93IFSdOXc7MNZVow1OFQMRl#)
八戸市の譲渡会
・動物愛護支援の会八戸(@shiennokai_hachinohe)
・ねこカフェ猫八(https://www.cafeneko8.com/%E9%87%8C%E8%A6%AA%E5%8B%9F%E9%9B%86)
・不二動物病院(https://www.fuji-ah.com/satooya/)
・猫処またたび亭(https://neko-matatabitei.wixsite.com/neko-matatabitei/blank-1)
・ねこぱんち ~猫Cafe&保護シェルター(https://www4.hp-ez.com/hp/necopunch/page11)
八戸市では、大型商業施設「ピアドゥ」内で犬猫の里親譲渡会を不定期に開催しています。
十和田市の譲渡会
・十和田のらねこ部(@tnr_towada)
・北里しっぽの会(https://animallover.web.fc2.com/)
・保護猫ハウス シエル ~ciel~(https://www.hogonecohausu-ciel.com/)
十和田市では、cafe&bar ATZさん主催のイベント「ねこまつり」が定期的に開催されています。
保護猫の譲渡会だけではなく、人気作家さんたちによる猫グッズのクラフト作品の販売などが行われています。
青森県内の譲渡会に関する最新情報は、各団体の公式サイトやSNSで確認するのが確実です。
犬や猫の里親になる前に知って欲しいこと

「可愛そうだから」「かわいいから」という理由で、保護猫・保護犬を迎えるのはダメだということがわかりました。
実際に保護猫の里親になってわかったこと、注意点などをまとめたので参考にしてください。
飼育環境の確認
ペットを迎える前に、自宅の環境が適しているかをチェックしましょう。
とくに賃貸住宅では、ペット可の物件かどうかを事前に確認することが重要です。
また、譲渡条件に「1人暮らし」「高齢者だけで生活する家庭」「賃貸はNG」「小さな子どもがいる家庭はNG」などというケースもあるので、必ず確認してくださいね。
譲渡条件を確認
譲渡会や団体によっては、里親の条件が決まっている場合があります。
・飼育経験の有無
・家族全員の同意
・経済的な余裕があるか
・室内飼いが可能か
たとえば、家族に猫アレルギーの人がいたり動物が苦手な人がいたりするなど。
家族全員が迎える体制でなければ、保護猫や保護犬の譲渡はしてもらえません。
費用面について
また、施設の多くでは費用がかかります。青森県では3,000~15,000円が相場でした。
費用の内訳は施設によって違いますが、エサや砂代、譲渡するまでの医療代などが多いです。

「保護した猫や犬を譲渡するのにお金がかかるの?」とよく思われるのですが…、保護活動にはものすごい費用がかかるんです。
保護活動する多くはボランティア。多くの子たちは何らかの病気やケガを負っています。
譲渡するまで10万近くかかることもあり、一ヶ月に何十頭という子たちをタダで渡すわけにはいきません。
もちろん資金に困らない施設であれば、無料で保護猫や保護犬を譲渡すると思いますが、余程じゃなければ難しいでしょう。
保護猫や犬の譲渡には多少の費用がかかることも知っておいて欲しいです。

家族として迎えた後はもっとお金がかかるので、譲渡費用がかかることに不満がある人は、今後「飼えない」とトラブルになる可能性があるのでおすすめできません。
健康管理
保護猫・保護犬は、病歴や体調に不安がある場合があります。
事前に健康状態を確認し、必要に応じて動物病院で診察を受ける準備をしておきましょう。
多くの場合、ワクチンや去勢手術をお願いされます。実際に我が家もそうでしたが、その場で予約をしました。
とくに子猫や子犬の里親になるときは、毎日の健康観察が大切です。
青森県では保護猫や保護犬の新しい家族を募集中!

青森県では、弘前市、八戸市、十和田市などで定期的に譲渡会が開催されています。
犬や猫の里親になることは責任を伴いますが、保護された動物たちにとっては、かけがえのない新しい生活のスタートです。
青森県で猫や犬を迎えたいと考えている方は、ぜひ譲渡会や里親募集情報を活用して、新しい家族との出会いを見つけてください。