青森ねぶた祭りに参加したいけど、宿泊するホテルや旅館が見つからない…。
そんなときはサマーキャンプ場の利用をりようしてみませんか?

利用する前に知りたい利用条件や設備、周辺環境などを詳しくお伝えします。
快適に過ごすためのポイントも紹介するので、ねぶた祭りを思い切り楽しみたい方は必見です。
※価格や施設情報など、訪問時期によって変更している可能性があります。記事内で紹介する施設やお店・商品の感想は個人的な意見です。参考程度に見てくださいね。青森ねぶたサマーキャンプ場とは?

青森ねぶたサマーキャンプ場は、青森ねぶた祭りの開催期間中(8月1日~8月8日)に限定で開設される特設キャンプ場です。
このキャンプ場の特徴は、ねぶた祭りに「参加する人」のみが利用できるという点。
一般的なキャンプ場とは異なり、観光目的だけの利用はできません!
今日は青森まで来ました!
— りく (@rikurilu402R) August 7, 2023
ねぶた祭りサマーキャンプ場に宿泊🏕 pic.twitter.com/1Bpdn0AqOc

日本一周をするライダーさんや、ねぶた祭りだけのために青森を訪れる人など利用者はさまざまです。
祭りに参加し、ねぶたを楽しみながら宿泊するための特別な施設で、無料で利用できます。
青森の夏は涼しいとはいえ、ねぶた期間中の日中は30℃を超える熱さです。
サマーキャンプ場を利用する人に向けて氷の無料サービスをする青森の企業さんもいます!
いよいよ青森ねぶたが開催されますね❣️❣️
— 丸勝水産 ミノリ商事青森営業所 (@marukatsu_mnri) August 1, 2024
お店では県外からねぶたに来るキャンパーさん向けに『氷』を無料提供します😆
※工場近くに期間限定フリーキャンプ場がオープンしてます。
氷用の袋はありませんのでご自身で用意してくださいね。マナーを守って皆んなで『青森ねぶた』を盛り上げましょう✨✨ pic.twitter.com/VWx2Hqy9rf
全国からバイカーやアウトドア好き、ねぶた愛好者が集まり、祭りの興奮をそのままに語り合える場所。それが「サマーキャンプ場」です。
サマーキャンプ場の基本情報と設備
青森ねぶた祭りシーズンだけに開設されるサマーキャンプ場の利用条件や設備をまとめました。
【場所】
青森ねぶた祭りのサマーキャンプ場は、青森フェリーターミナルの近くにあります。
新田浄化センターの場所を臨時開放していて、シーズン中は草刈りや木の伐採など手入れをして整備しています。
【利用条件】
・ねぶた祭りに「参加する人」のみ利用可能
・駐車場のみの利用は禁止
・テントや寝袋などはすべて持参が必要
【設備】
・仮設トイレ・流し台・ゴミ箱あり
(基本的な設備は揃っているが、ホテルのような快適さは期待しない方が良い)
・管理人は常駐していないが、見回りあり
(安全面はある程度確保されているが、貴重品の管理は自己責任)
サマーキャンプ場は最低限の設備はあるものの、基本は「キャンプスタイルの宿泊」です。
テントやシュラフ(寝袋)、ランタンなどは必ず持参しなければ野ざらしの中での宿泊になるので気をつけましょう。
ねぶた祭りでサマーキャンプ場を利用するメリット

毎年、サマーキャンプ場には全国からたくさんの人たちが訪れます。
年齢は20代から60代以上と幅広く、ねぶた祭り中はそれぞれが青森の短い夏を楽しんでいる姿を見かけます。
サマーキャンプ場を利用するべきか悩んでいる人は、次のメリットを参考に検討してみてください。
①ねぶた祭りの雰囲気を肌で感じられる!
ねぶた祭りは夜に開催されるため、キャンプ場に戻った後も余韻に浸ることができます。
祭りに参加した人々と語り合い、熱気をそのまま楽しめるのはサマーキャンプ場ならではです。
②宿泊費を抑えられる!
ねぶた祭りの期間中、青森市内のホテルや宿泊施設はすぐに満室になります。
しかも、宿泊費も高騰しがち。その点、キャンプ場なら格安で宿泊可能なので、コストを抑えたい人には最適です。
③全国のねぶたファンと交流できる!
このキャンプ場には、ねぶた祭りを愛する人々が全国から集まります。
バイカーやキャンパー、地元の人との交流も楽しめるので、ねぶた祭りをより深く楽しむことができます。
【キャンプ場の周辺情報】スーパーや温泉など

サマーキャンプ場は青森-函館を結ぶフェリーターミナルの目の前!
流通の面はいいのですが、周辺は川と道路、少し離れた場所に住宅地が広がっていて、正直なにもありません…。
食料の買い出しやお風呂など、周辺にあるおすすめ施設をまとめたので利用の参考にしてください。
スーパー
徒歩12分に業務スーパーがあります。
車で5分、徒歩で25分にMEGAドン・キホーテガーラタウン青森店があります。
メガドンキ周辺は、漫画喫茶やスタバ、マクドナルドなどのお店がたくさんあります。
基本的にねぶた祭りは夕方からスタートするので、日中の時間つぶしに最適です。
温泉
車で5分、徒歩20分にあさひ温泉があります。
車で8分、徒歩27分に沖館温泉があります。
車で約10分、徒歩45分に湯ったら温泉があります。
青森市は温泉や銭湯が多く、朝早くから営業しているところが多いです。
たとえば、沖館温泉は朝6時少し前から、あさひ温泉は朝6時から営業しています。
コンビニ
徒歩圏内にコンビニが2軒あるため、飲み物や軽食の調達は便利です。
徒歩2分にファミリーマートがあります。
徒歩3分にセブンイレブンがあります。
ドラッグストア
徒歩9分にツルハドラッグがあります。
サマーキャンプ場を利用する際の注意点

サマーキャンプ場は無料スポットで評判も◎ですが、利用するときはいくつか注意点があります。
・毎年利用者たちによるコミュニティが形成されている
→快適に過ごせるように利用ルールなど設定して運営している
・キャンプ用品は必ず持参すること
→ テント、寝袋、ランタン、虫除けスプレーなど必須
・管理人は常駐していないため、貴重品の管理は徹底すること
→ 貴重品は身につけるか、ロック付きのケースに入れる
・ゴミは分別して処理
→ ルールを守り、マナーを大切に
・近隣住民への配慮を忘れずに
→ 深夜の騒音やゴミの放置は厳禁
サマーキャンプ場はねぶた祭りに参加する人なら無料で利用できますが、みんなが快適に過ごせるように一定のルールがあります。
マナーを守らず過ごすと、翌年からサマーキャンプ場の無料開放に影響を与えてしまうので気をつけましょう。
こんな人におすすめ!サマーキャンプ場の魅力

サマーキャンプ場は、普通の宿泊施設とは違い、祭りの雰囲気を直に感じながら過ごせる貴重な場所。
たとえば、次のような人に利用をおすすめします。
・ねぶた祭りに深く関わりたい人
・ホテルの予約が取れなかった人
・キャンプをしながら祭りを楽しみたいアウトドア好きな人
ねぶた祭りに情熱を持っている人には、まさに最高の環境です。
宿泊費を抑えつつ、祭りの熱気を肌で感じられる魅力的な場所ですが、利用にはいくつかの条件や注意点もあります。事前準備をしっかり行い、青森の夏を最高の思い出にしましょう。
青森ねぶた祭りを全力で楽しむなら、サマーキャンプ場の利用をぜひ検討してみてください!