青森市高田にある小牧野遺跡は、三内丸山遺跡のあとにできた集落です。
日本最大級の環状列石(ストーンサークル)があり、他の遺跡と違う並べ方をしているのが特徴的です。
野沢小学校の廃校を活用した資料館は、無料でありながら子供から大人まで楽しめる場所でしたよ。
時代は紀元前2,000年頃
三内丸山遺跡の時代は、温暖な気候が安定していましたが、1,000年後の小牧野遺跡時代は一時的に気候が寒冷化します。
ひとつの場所にたくさんの人たちと協力しながら住む集落ではなく、小牧野遺跡は集落が分散した小規模な村がいくつもあったといわれています。
案内人
集落の外に祭祀場やお墓を共同にして、集落同士の絆を強めていたようです。
資料館がとても広いのに無料!
小牧野遺跡は、遺跡が発掘された場所と情報資料館が少し離れています。
車で5分の位置にあり、規模は山内丸山遺跡と大平山元遺跡の間くらいです。
遺跡は環状列石の祭祀遺跡が見られ、全体で55mにもなる大きな円環の形成を鑑賞できるスポットです。
資料館は当時の暮らしを再現した模型や、小牧野遺跡から出土した土偶や土器、三角形岩版など、まつり道具を見られますよ。
資料館入口にはキッズスペースあり
遺跡群を見て回りたいけど、家族で行くと子供が飽きてしまう…。そんな時でも小牧野遺跡は大丈夫!
子供が夢中になるキッズスペースがありました。
レプリカでストーンサークルなどが作れるので、大人も一緒に楽しめるスポットです。
小牧野遺跡の資料館はもともと小学校だった校舎を改修した施設なので、当時の机などが置いてある教室に入ることもできますよ!
人によっては懐かしく感じると思うので、ぜひ訪れてみてください。
住所 | 〒030-0152 青森市大字野沢字沢部108番地3 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 12/29~1/3 |
駐車場 | あり |
入場料 | 無料 |
公式サイト | https://komakinosite.jp/ |