嶽きみは茹で方や保存方法によって、味が変わります。
生の嶽きみを買ってきたり、たくさんある茹できみを保存したいときは、参考にしてくださいね。
嶽きみの茹で方
嶽きみの茹で方はとても簡単!
まず、下準備として茹でる前に、嶽きみを冷蔵庫で冷やしておきましょう。冷やしてから茹でると甘みが増します。
嶽きみは寒暖の差で甘みがアップしているので、同じような環境で茹でると甘み強めの茹できみになります。
嶽きみの茹で方は一般的なトウモロコシとほぼ一緒ですが、品種によって茹で時間が違うので気をつけてくださいね!
直売所によって販売する嶽きみの品種が違うので、購入するときに「なんの品種なのか」を確認しましょう。
嶽きみは電子レンジでも作れる!
嶽きみは、電子レンジでも調理できます!
加熱が終わったら嶽きみの粒を確認して、生のような色(白っぽい)ならプラス30秒~1分加熱しましょう。
電子レンジによって加熱が違うので、仕上がるまで時間が違います。部分的に熱が加わっている場合、嶽きみをひっくり返して温めてくださいね。
電子レンジで調理した嶽きみはとても暑いのでヤケドに気をつけてください!
嶽きみの茹で方は「電子レンジ」が美味しかった!
嶽きみを「お湯で茹でる」「電子レンジで調理」の2パターンで作ってみました。
家族みんなの意見は「電子レンジの方が甘い!」でした。
また、嶽きみロードで買って食べた茹できみに比べると、自宅で調理した茹できみは甘みが低かったです。
一般的なトウモロコシに比べると、生の嶽きみを買ってきて自宅で茹でた方が甘いです!
生で嶽きみを買ってくるのもいいですが、やっぱりその場で朝採りの嶽きみを茹でたトウモロコシを食べた方が、感動的な甘さと美味しさと食感を味わえますよ。
嶽きみの美味しい食べ方
嶽きみの美味しい食べ方は、朝採りしたトウモロコシを正しい茹で方で調理して、熱々のまますぐ食べるのがおすすめ!
嶽きみロードで購入した茹できみと、自宅で調理した茹できみを味比べしてみました。
結果、嶽きみロードで購入した茹できみの方が、ジューシーで甘みがあり美味しかったです。
もちろん、嶽きみは冷めても美味しいのですが、加熱した方が甘みが強く美味しいです。
他にも、嶽きみの美味しい食べ方はたくさんあります!
・嶽きみ天ぷら
・嶽きみのコーンスープ
・嶽きみの炊き込みご飯 など
嶽きみが手に入ったらぜひ作って欲しいのが「嶽きみ天ぷら」です。
※青森県内(津軽地方が中心)の飲食店で、嶽きみの天ぷらを提供しています。弘前さくら祭りや宵宮で嶽きみの天ぷらを販売する屋台もあり、人気です。
嶽きみ天ぷらの作り方
嶽きみ天ぷらの作り方は、一般的な天ぷらと変わりません!
嶽きみ天ぷらの作り方は簡単にできますが、ひっくり返すタイミングによってホロホロと実が崩れてしまいます。
衣がしっかり揚がるまで箸でいじらないようにして、火が通ったらひっくり返すのがポイントです。
味付けなしでも美味しい嶽きみ天ぷらですが、塩を軽くまぶすと甘みが増して美味しいですよ。
嶽きみの保存方法
とうもろこしは鮮度が落ちやすく、糖度がでんぷんに変わるので甘みがなくなってしまいます。
調理するなら早めに、そしてベストな状態で保存することをおすすめします。
茹できみの冷蔵保存
- 嶽きみを茹でたらすぐラップに包む→冷めるのを待つ
- 茹できみが冷めたら、キッチンペーパーで水分を取る→ラップで1本ずつ包んで冷蔵庫へ
茹できみを冷凍保存
- 冷凍保存する場合は、皮をむいて粒を切り取り、密閉容器に入れて冷凍
(ジップ袋などに入れると冷凍庫の場所を取らずに済みます)
生の嶽きみの保存方法
- 嶽きみを皮付きのまま、立てて保存
(トウモロコシが育つ環境のまま保存する)
冷蔵庫で保存した嶽きみは、茹でた日から1~2日が賞味期限です。できれば茹でた当日、食べきれないときは翌日中に完食しましょう。
茹でたてと半日経過した嶽きみを味比べしたところ、甘さがまったく違いました!
茹でたてのときは、ものすごく甘くてトウモロコシを噛じるたびにジューシーでしたが、半日たってから食べたところ、甘みが弱くジューシーさもなくなっていました。
茹でてから時間が経った嶽きみの美味しい食べ方は、電子レンジで1~2分加熱してから食べることです。
冷えた嶽きみに比べて温めると甘みが増しますが、やっぱり茹でたての嶽きみと比べると美味しさが半減します。
嶽きみがシワシワにならない保存方法
嶽きみを茹でた後、しばらくすると実がシワシワになることありませんか?
※嶽きみロードの茹できみは、ピンと張りのある実なのに、自宅で茹でるとシワシワになることが多いです。
原因は、茹でたトウモロコシの実の水分が蒸発すること。
嶽きみの茹で方が間違っているわけではなく、保存方法さえ気をつけるとシワシワにならないのです!
・嶽きみを茹でる→熱々のままビニール袋に入れる
(口を縛って水分の蒸発防止)
・嶽きみを茹でる→熱々のまま氷水に入れる
(氷水で約5分冷やす)
嶽きみの水分を飛ばさないようにすることで、実がシワシワにならずに食べられますよ。