糖度が高い状態で食べるには、青森だけでしか食べられない幻のグルメ嶽きみについて紹介します。
嶽きみの読み方
嶽きみの読み方は「だけきみ」と読みますが、
嶽きみの「きみ」とは、津軽弁でトウモロコシを意味します。青森ではだけきみではなく「だてきみ」と呼ぶ人が多いです。
嶽きみは嶽高原で収穫したトウモロコシのブランド名で品種ではありません。
嶽高原は標高が高く寒暖差があるので、大きくて糖度が高いトウモロコシになり、糖度が18～20度となります。
嶽きみの主な品種
- 味来(みらい)
- 実全体が黄色の品種
- 大ぶりで糖度が高く、甘みが強いのが特徴
- サニーショコラ
- 実全体が黄色の品種
- 甘みと香りが良い
- ゴールドラッシュ
- 実全体が黄色の品種
- 大粒で食感がよい
- 恵味(めぐみ)
- 実全体が黄色の品種
- 糖度が高く、濃厚な甘みがある
- ゆめのコーン
- 白と黄色の混じった品種
- 食感がやわらかく、甘みと香りが良い
これらの品種の中でも、特に「味来」「サニーショコラ」「ゴールドラッシュ」が人気が高く、嶽きみの代表的な品種となっています。
また、嶽きみは品種名ではなく、青森県の特産品としての総称となっています。同じ品種でも、産地や栽培方法によって味わいが異なることもあります。
嶽きみの魅力は、この独特の甘みと香りにあります。品種によって特徴が少し異なりますので、お好みに合わせて選んでみるのも楽しみの一つですね。
嶽きみ販売時期いつからいつまで 旬
嶽きみの収穫時期は、一般的に8月中旬から10月上旬頃までが旬の時期です。
早生品種の嶽きみは8月初め頃から収穫が始まりますが、味がまだのっていないため、本来の甘さを堪能するには8月中旬から9月上旬頃がおすすめです。
通常の嶽きみは8月中旬から9月中旬頃が最も旬の時期となります。
近年の温暖化により、収穫できる時期が早くなっている傾向です。
台風など天候や気候の影響により、収穫時期は前後する可能性があるため、事前に確認することをおすすめします。
人気が高いため、早期に完売してしまうこともあるので、お早めにご注文いただくことをおすすめします。
嶽きみの予約販売は8月上旬頃から始まり、収穫後の発送となります。
収穫は8月中旬から9月中旬頃が中心で、その時期に注文いただいた順番に発送されます。
お盆シーズンになると、岩木山の麓にある通称・嶽きみロードと呼ばれる場所に露店や販売店があり、朝採りしたトウモロコシを購入できますよ。
基本的に、生と茹での嶽きみを販売していますが、他にも野菜なども買えるので要チェクです。
