PR

津軽弁一覧表全部|日常会話|例文|かわいい・ありがとう・あいさつ

青森県外へ出かけたときのこと。
津軽弁で会話したところ、周囲が振り返るという経験をしました。

「津軽弁って振り返るほど強烈な方言ですか?」

ぱぱ
ぱぱ

そう聞き返したくなるほど、なんだか恥ずかしい思いをしました。

人によっては「フランス語にしか聞こえない」「青森の方言ってかわいいよね」などさまざま。

そんな青森訛りでも解読不能と呼ばれる津軽弁。
普段どんな日常会話をしているのか、できる限り津軽弁の全部を一覧にしてみました。

本ページはプロモーションが含まれています

【今すぐ使える】津軽弁の日常会話

この記事を見た直後、すぐに使える日常会話の津軽弁をまとめました。

津軽弁のあいさつ

一般的な表現とちょっと違う津軽弁。当然ですが、あいさつにも少し難解な部分があります。

標準語のあいさつ津軽弁のあいさつ
はじめましては(ん)じめまして
おはようございますおはようございます
こんにちはこんにちは
こんばんはおばんです
またねへば、へばろぅ、へばね
どうしていましたか?どうしてらったんず?(どうしてらったば)
最近どうしていましたか?どすてらば~

上記の表を見てわかるように、標準語と津軽弁のあいさつは同じ表現の言葉がいくつかあります。

例えば、「おはようございます」というあいさつ。

よく津軽弁のあいさつで「おはようごす(おはようごすぅ)」などと言うと見かけますが、正直なところあまり聞いたことがありません。

もちろん、青森訛りの強い津軽地方や年配の人たちの間で、おはようごす と朝のあいさつを津軽弁で交わしている可能性はあります。

まま
まま

身近にいる60代~80代の人たちも、朝のあいさつは「おはようございます」です。

言葉に書くと標準語と津軽弁のあいさつは同じですが、イントネーションがまったく違います。

よく最近、テレビで津軽弁を話す人たちを見かけますが、標準語に比べると上がり下がりが違います!

yokutukaunichijoutugaruben – LINE stickers | LINE STORE
yokutukaunichijoutugaruben

津軽弁のありがとう

たくさんの言葉があって難しい津軽弁ですが「ありがとう」なら今すぐにでも使えますよ!

案内人
案内人

ありがとうは津軽弁で「めやぐだ」です。

めやぐ という言葉には「申し訳ない、ごめんなさい」という意味も含まれています。

なので、誰かに物をもらったときや助けてもらったとき、助けてあげるといわれたときに「めやぐだぁ」というと、さまざまな感謝の言葉を伝えられるのです。

ゴミ、投げてきてあげるよ!
訳)ゴミ、捨ててきてあげるよ!

まま
まま

めやぐだ~
訳)ごめん~

友達からスイカ貰った~

まま
まま

めやぐだって伝えておいて!
訳)ありがとうって伝えておいて!

持ってきたよ~

まま
まま

めぇやぐだね~
訳)ありがとうね~

津軽弁はひとつ覚えても、またひとつ疑問の言葉が湧いてでてくるので、とりあえず「めやぐだ(ありがとう)」だけでも十分活用できますよ。

【例文】津軽弁でよく聞く日常会話

津軽 弁 日常 会話

「コテコテの津軽弁が聞きたい!」

そんな人のために、津軽弁の日常会話をまとめてみました。

まま
まま

我が家は親戚一同が集まると、強烈な津軽弁の会話があちこちで飛び交っています。

・おめのわらし、すぐえへるの!なーんぼごんぼほりだばしてぇ。
(あなたの子供、すぐふてくされるね!すごく意地っ張りなんだね。)

・おべでねぇひとさ ついでいげばまいねぇよ!
(知らない人について行ったらダメだよ!)

・はんかくせぇじゃ!こっだふぐ、めぐせぇくて着られねぇ
(ばからしいよ!こんな服、恥ずかしくて着てられない。)

・ぬぐいじゃぁ…、へずねはんでよごさなるじゃ
(暑いなぁ…、苦しいから少し休むね。)

・ねぶた近づけばじゃわめぐのぉ!
(ねぶた祭りが近くなると心が騒ぐね!)

・おめだじふとずだのぉ。おめだのかがも、同じごとばいっでらよぉ
(あなたたち一緒だね。あなたのお母さんも同じことを言っているよ)

・なんぼじょっぱりなんず!かんらきじこのぉ!
(なんて意地っ張りなの!わがままな人!)

・わらはんどさ ままかせねばまいねはんで、へぐけーるじゃ!
(子供たちにご飯を食べさせないとダメだから、早く帰るね!)

・へば、あっこでいぎあうが?めやぐだばって へんじこけろじゃ
(そればら、あそこで行き合う?悪いけど返事ください)

・えへでらの?まま どうすば!かねんずな?
(怒っているの?ご飯どうするのよ!食べないの?)

・だもいねんだば、そのあめっこ わさけろじゃ
(誰もいないなら、その飴 私にちょうだい。)

・なんぼけやぐだばって、すがふぇらいねぇじゃよ!
(いくら友達でも、教えられないよ!)

・ひゃぁ~、なぁしたんず?あんべわりのが?
(あなた、どうしたの?具合が悪いの?)

・たんげおもしぇーばって、そいだばかつくつするなぁ…
(すごくおもしろいけど、それはイライラするね…)

・なのかが、どしたば?かんじぇでもふぃだんだが?
(あなたのお母さん、どうしたの?風邪でも引いたの?)

・おめだいのおどっちゃ、たんげめぐせぇのぉ~
(あなたのお父さん、すごく恥ずかしいね~)

・じぇんごけねぇがぁ。じゃんぼかりにいっでぐらぁじゃぁ~
(お金ちょうだい。ヘアカットに行ってくるから)

・ちょしたらまねよっていったべや!
(触ったらダメだよって言ったじゃん!)

津軽弁は単語だけなら意味がわかるけど、日常会話で話すと「?」という言葉がたくさんあります。

母国語が津軽弁だと、日常会話で例文を作ると切りがありません!

少し外に出ると津軽弁が飛び交っているので言葉にしても理解できますが、津軽弁がまったくわからない人が例文を見ると、誤字脱字と間違えられそうですね。

難しい!津軽弁の例文

津軽弁の例文、文章が長くなるほど難しい会話が繰り広げられます。

案内人
案内人

難しい津軽弁の例文として、クイズ形式にしてみました。

答えられるかチャレンジしてみてください。

■問題■

①きなのまんま、いだわしぐて くったっきゃ、あんべまいねぐなっだたじゃ

②わぃは、ねほいでまったじゃ!まがなてらばってまいねじゃ…どへばいいべが

③おめさしゃべったっきゃさ!なしてわがんねぇんずや、たんげきまげるじゃ!

④さしねじゃよ!ねぷてぇのになもねでらいねぇじゃ!わらはんどのこえさ どってんしたじゃ

⑤わいぃ~!なんぼめんけぇんず!こっちばみで、にぐらっどわらっでらじゃぁ~

きっと青森県の津軽エリア在住の人、津軽の人と関わりのある人なら難しい津軽弁ではないはず!

何問できたか、早速答え合わせをしてみてくださいね↓

■答え■

①昨日のご飯、もったいなくて食べたら、具合が悪くなってしまった

②わぁ、寝坊しちゃった!準備しているけどダメだ…どうしたらいいかな

③あなたに言ったよね。どうしてわからないのよ、すごく頭にくる

④うるさいよ!眠たいのに眠れないよ!子供たちの声にびっくりしたよ

⑤わぁ!とてもかわいいね!こっちを見てニッコリと笑っているよ~

青森方言の種類

津軽 弁 日常 会話

たぶん青森県外の人たちはみんな「津軽弁=青森県みんなの方言」と思っているでしょう。

違います!青森の方言は大きく分けると3つあります。

・津軽弁
・南部弁
・下北弁

種類地域方言の特徴
津軽弁津軽地方
(弘前市、五所川原市、青森市など)
・~だっきゃ
・~だびょん
南部弁県南地方
(八戸市、三沢市、十和田市など)
・~すけ
・~けろ
下北弁下北地方
(むつ市、東通村、横浜町など)
・~けさまい
・~たしな

日本の中でも言葉が強烈過ぎて聞き取れないとよくいわれる「津軽弁」ですが、津軽民からすると、南部弁や下北弁も理解不能な部分が多いです。

まま
まま

八戸の親戚の家におじゃますると「え?なんて言った?」と思うときがあります。

ぱぱ
ぱぱ

私は約20年前に県南エリアから引っ越してきたのですが、未だに一部の津軽弁がわかりません。

とはいえ、テレビなどを見ていると、青森訛りはやっぱり津軽弁が強烈かと思っています。

たまに「青森弁であいさつしてみて」なんていわれますが、『青森弁』という言葉はありません!

津軽弁や南部弁、下北弁をすべてひとつにしたのが青森弁なのかもしれませんが、青森県内ですべての方言をいえる人はごくわずかだと思います。

【単語集】津軽弁ってかわいい?

たまに「津軽弁ってかわいいよね」といわれますが、青森の方言がかわいいという意味がわかりませんでした。

でも単語を文字にしてみると「たしかにかわいいかも!」という言葉がいくつかあります。

普段使っている津軽弁の単語を一覧にしてみました。

津軽弁意味
わたし
あなた
けやぐ友達
わや凄い
わんか少し
さんじゃらっと少し
うだで凄い
がっぱたくさん
わったたくさん
め(めぇ)美味しい
か(かぁ)これ
け(けぇ)食べて
わいはわぁ!
なしてどうして
ねぷて眠い、眠たい
けっぱるがんばる
まいねダメ
しゃっけぇ~冷たい
えへるふてくされる
がふぇ(がへ(ふぇ)ー)カッコ悪い
じょっぱり意地っ張り、頑固
かちゃくちゃねぇイライラする
かちゃましぃうるさい
~びょん~だよね、~だろう
ぬぐだまる温まる
しばれる寒い
ふとず同じ、一緒
じゃわめぐ心が騒ぐ、ぞくぞくする
めぐさい(めぐせぇ)恥ずかしい
へばだば(せばだば)それだと~、
ごんぼほり意地っ張り、駄々をこねる
~はんで~だから
ちょす触る
ちゃかしそそっかしい、ドジ
わらはんど子供たち
むつい(むっつい)水分が欲しくなる

他にも津軽弁は数え切れないほどあります!

そして、津軽弁は同じ意味なのに違う方言でいう場合があります。

意味津軽弁
たくさん「たんげ(たげ)」「ずっぱど」「がっぱど」「わや」「のたんこ」「のっつど」「わった」など
少し「わんつか」「あんか」「あんつか」「さんじゃらっと」など。
お母さん「かっちゃ」「かが」「おが」「あっぱ」「あっちゃ」など
お父さん「とっちゃ」「おど」など

例えば、少しを表現するときは、量によって津軽弁の言い方が変わります。

少しだけ欲しいときは「わんつか、あんか」。
ほんの少しだけのときは「あんつか」。
ほんとうに少しだけのときは「さんじゃらっと」を使います。

案内人
案内人

逆に同じ津軽弁でも、ニュアンスなどで違う意味を持つ言葉もあります。

津軽弁意味
へば・「さようなら」「またね」「お疲れ様」
※例)また今度ね!
・「じゃあ」「それなら」
※例)それなら辞める!
なげる・「捨てる」
※例)ゴミ投げてくる
・「投げる」
※例)ボール投げるよ~

例えば「へば」という言葉は、イントネーションで意味が変わってきます。

イントネーションが上がる「へば」は、バイバイやまたね~などの意味です。
(【例】へば、またね~!)

イントネーションが下がる「へば」は、それなら~などの疑問を意味するときに使います。
(【例】へば、どうすればいいんず?)

ぱぱ
ぱぱ

津軽弁「へば」という言葉は、基本的に仲のいい関係の人にしかいいません!

間違っても会社の上司や取引相手など、ビジネスシーンなどで使わないようにしてくださいね。マナーがなっていない人に思われるので要注意です。

人によって津軽弁での言い方が違うので、ひとつの言葉を覚えても理解できない場合が多いのが青森訛りの特徴です。

かわいい津軽弁の例文

他県からみると、青森の方言は「かわいい」らしいのですが、生まれてからずっと津軽弁しか話したことがないと理解が難しいです。

・めんけぇっきゃ~
(かわいいよね~)

・ねっぱってらのぉ~
(くっついているね~)

・なんぼしゃっこいじゃ!
(すごく冷たい!)

・ぬぐだまっていぐべし
(温まってから行こう)

・わのごど、どうおもっちゃんず?
(わたしのこと、どう思っているの?)

かわいいといわれる津軽弁を少し例文にまとめてみましたが…。たしかに、言葉に書き起こすとかわいいのかも!

まま
まま

「めんこい」などの津軽弁で、告白するのもかわいいかも!

津軽弁のどの部分がかわいいのかは、「言葉として発する」と「言葉として書く」のどちらにも共通するようです。

津軽弁は言い方によってかわいい言葉に聞こえるので、 日常会話から告白まで、さまざまなシーンで使える言葉です。

津軽弁の否定表現・疑問表現

津軽弁の会話で頻繁に登場するのが、否定や疑問を表す表現です。

標準語とは語尾や言い回しがまるで違うので、まとめて覚えておくと会話の流れが格段につかみやすくなります。

【否定表現一覧】

津軽弁標準語の意味
まいねダメ・いけない
〜ね〜ない
わがんねわからない
いがね行かない
くね食べない
けねあげない
しらね知らない
できねできない
〜ねばまいね〜しなければならない
〜しねんずな〜しないんだね

【疑問表現一覧】

津軽弁標準語の意味
なして/なしてだばなぜ・どうして
どさ?どこへ?
なんぼ?いくら?・どれくらい?
んだが?そうなの?
〜んず?〜なの?
あんべわりのが?具合が悪いの?
どすてらば?どうしているの?
なしたんず?どうしたの?

会話の中での使い方をイメージしやすいよう、例文でも確認してみましょう。

「なしてわがんねぇんずや!たんげきまげるじゃ!」
(どうしてわからないの!すごく頭にくる!)

「どさ行ぐんず?まいねよ、そっちさ行ったら。」
(どこへ行くの?ダメだよ、そっちへ行ったら。)

否定表現の中でも「〜ねばまいね(〜しなければならない)」は日常会話で特によく使われる表現です。

「はよけねばまいね(早く食べなければならない)」のように、動詞とセットで使うパターンを覚えておくと実践的に使えます。


津軽弁の感情・擬音語・感嘆詞

津軽弁は感情を表す言葉が豊かで、標準語にはない独特の表現がたくさんあります。

感嘆詞や擬音語を覚えると、津軽弁の会話がよりリアルに聞こえてくるはずです。

【感嘆詞・驚きの表現】

津軽弁標準語の意味
わいは/わいはーわぁ!・大変だ!・驚いた!
ひゃぁ〜あら〜・えっ!
わぃ!わぁ!・おっと!
ほいだがそうなの・へぇ
んだんだそうそう・まさに

【感情を表す言葉】

津軽弁標準語の意味
たまげだ驚いた
じゃわめぐ心が騒ぐ・ぞくぞくする
かちゃくちゃねぇイライラする
あずましい心地よい・落ち着く
えへるふてくされる
めぐせぇ恥ずかしい
めやぐだ申し訳ない・ありがとう
いがったよかった
おがった大きくなった・成長した

【擬音語・リズム表現】

津軽弁標準語の意味
にぐらっどにっこりと
ずっぱどたっぷりと・ぎっしりと
のっつどどっさりと
わんつかちょこんと・少しだけ

感嘆詞の「わいは」は、嬉しいときにも驚いたときにも使える万能な言葉です。

「わいぃ〜!なんぼめんけぇんず!こっちばみてにぐらっどわらっでらじゃぁ〜」
(わぁ!とてもかわいいね!こっちを見てにっこりと笑っているよ〜)

感情が豊かに乗った津軽弁は、文字で見るよりも実際に声に出すと温かみがさらに増します。


津軽弁の季節・天気・自然に関する言葉

青森県は日本有数の豪雪地帯で、津軽地方の暮らしは厳しい自然と深く結びついています。

そのため、季節や天気・自然に関する津軽弁は特に豊かで種類も多いのが特徴です。

【寒さ・冬に関する言葉】

津軽弁標準語の意味
しばれる寒い・凍えるような寒さ
しゃっこい冷たい
さぶい・さんびぃ/さぶぐで寒い・寒くて
ぬぐだまる温まる
てっこ/ゆびさぎ手先
すんばれるとても寒い

【天気・自然に関する言葉】

津軽弁標準語の意味
ふってら降っている
つえ強い(風が強いなど)
わやつえとても強い
あめっこ雨・小雨
ゆぎ
かぜっこ

【季節ごとの会話例】

冬の会話

A:「さっきからさぶぐで、てんぎさもさぶぐで、はえぐうぢさ帰りてなぁ。」
B:「わやしばれるじゃ。ぬぐだまってから行ぐべ。」

(A:さっきから寒くて、手先も冷たくて、早く家に帰りたいな。
B:すごく寒いね。温まってから行こう。)

春の会話

A:「あずましいじゃ〜、ようやぐあったがぐなってきたのぉ。」
B:「んだ、ゆぎもとげでよがった。」

(A:心地よいね〜、ようやく暖かくなってきたね。
B:そう、雪も溶けてよかった。)

青森の厳しい冬の暮らしが生み出した「しばれる」や「ぬぐだまる」といった言葉は、標準語にはない温度感とリアリティがあります。

津軽の気候を肌で感じながら覚えると、より自然に頭に入ってきます。


津軽弁のほめ言葉・悪口・憎まれ口

津軽弁には、人を褒めるやさしい言葉から、ちょっとユーモアのある憎まれ口まで、人間味あふれる表現がたくさんあります。

ここでは実際の会話でよく使われるほめ言葉と、津軽弁らしい強烈な表現をあわせて紹介します。

【ほめ言葉・ポジティブ表現】

津軽弁標準語の意味
めんけぇ/めんこいかわいい
うだですごい・立派だ
わやうめすごくおいしい
いがったよかった
おがったな大きくなったね・成長したね
あずましい心地よい・居心地がいい
たんげじょんずだじゃとても上手だよ
けっぱったながんばったね

【悪口・憎まれ口・ツッコミ表現】

津軽弁標準語の意味
はんかくさい馬鹿らしい・おかしい
じょっぱり意地っ張り・頑固者
ごんぼほり意地っ張り・駄々っ子
かんらきじこわがままな人
がちゃましいうるさい
ちゃかしそそっかしい・ドジ
ほんずねぇどうしようもない・しょうがない
めぐせぇ恥ずかしい・みっともない

【会話例】

「なんぼじょっぱりなんず!かんらきじこのぉ!」
(なんて意地っ張りなの!わがままな人!)

「はんかくさいじゃ!そったごどすたらまいねべや。」
(馬鹿らしい!そんなことしたらダメだよ。)

「けっぱったな〜!わやうだでじゃ!」
(がんばったね〜!すごく立派だよ!)

津軽弁の悪口や憎まれ口は、言い方によってはむしろ愛情表現に聞こえるのが面白いところです。

「ほんずねぇな〜」と苦笑いしながら言うおばあちゃんの姿が目に浮かぶようですね。


津軽弁の数字・時間・量の表現

旅行や日常会話で特に役立つのが、数や時間・量に関する表現です。
買い物や待ち合わせなど、実用的な場面でよく使われる津軽弁をまとめました。

【数・量に関する言葉】

津軽弁標準語の意味
なんぼいくら・どれくらい
わんつか少し
あんつかほんの少し
さんじゃらっとほんのわずか
がっぱ/わった/たんげたくさん
ずっぱどたっぷりと
のっつどどっさりと
わんか/わんつか少し・ちょっと

津軽弁では「少し」を表す言葉だけでも複数あり、量の加減によって使い分けます。

「わんつか」はある程度の少量
「あんつか」はさらに少なめ
「さんじゃらっと」はほんのわずか

という順番で量が減っていくイメージです。

【時間・タイミングに関する言葉】

津軽弁標準語の意味
まんだまだ
はよ/はえぐ早く
いづまでたってもいつまで経っても
もうちょっとでもうすぐ
きな昨日
あさって明後日(標準語と同じ)
けさ今朝
まんずまず・とりあえず
そのうぢそのうち・やがて

【買い物・実用場面での会話例】

A:「これ、なんぼだば?」
B:「わや安いじゃ、たんげ買っていがべ!」

(A:これ、いくらなの?
B:すごく安いよ、たくさん買っていこう!)

A:「まんだかかるのが?はよしてけろ。」
B:「もうちょっとだはんで、まんだ待でけ。」

(A:まだかかるの?早くしてくれ。
B:もうすぐだから、もう少し待ってくれ。)

「なんぼ(いくら)」は旅行中の買い物で使える実用的な津軽弁のひとつです。青森の市場やお土産屋さんで使ってみると、地元の方との会話がきっと弾みますよ。

津軽弁がフランス語に聞こえるという会話

津軽 弁 日常 会話

昔、フランス語だと思ったら津軽弁だったというCMが放送されていました。

CMが流れる以前から津軽弁はフランス語に似ているといわれていましたが、実際に日常会話としてテレビで流れるとほぼ外国語ですね!

まるでフランス語のような津軽弁、聞き間違えられそうな会話をまとめてみました。

・おめだのわらし、なんぼめごいんだば~
(あなたの子供、とてもかわいいね~)

・なんたかんた、あっちゃいがねばまいねだびょん
(どうしても、あそこに行かないとだめなんだろうね。)

・ねぱけねばまいねぇびょん
(貼り付けないとダメだろうね。)

・せばだばまいね~びょん
(それだとダメだね。)

津軽弁の特徴ともいえる「~びょん」。日常会話でもよく出てくる言葉ですが、このイントネーションがフランス語に似ているみたいですね。

あとは「せばだば」や「~せば」など、よく津軽弁を聞いてみるとフランス語に似た言葉がたくさんありました。

ちなみに、フランスやアジアなどの海外の人に津軽弁を聞かせると、韓国語にしか聞こえないそうです。

南部弁

南部弁は青森県の南部地方(八戸市や三戸町など)や岩手県の一部で話される方言です。青森県の津軽弁とはかなり異なり、発音や語彙も違います。津軽弁より標準語に近いため、比較的理解しやすいとされています。


「~すけ」は、南部弁圏で使われる言葉で、「~から」(理由)という意味を持つ方言。

使い方の例

例1:「今から買い物さ行ぐすけ」
(今から買い物に行くから)

タイトルとURLをコピーしました