梅雨入りは注意喚起の為に宣言する
梅雨とは夏前に雨や曇りが続く時期のことです。
春から夏になる時期に、南の高い温度と北の低い温度がぶつかり境界線ができ梅雨前線ができます。
南から北上していき、やがて前線が無くなります。
梅雨入りの定義はなく、雨が多くなると思われた場合に梅雨入りと発表されます。
発表する理由は災害が多くなるので注意喚起の為に発表されます。
東北・青森・北海道に梅雨はないって嘘?
北海道に梅雨がない理由を簡単に説明すると
昔は、北海道に梅雨前線が到着する事には消えて曖昧になり、雨は降りますが長く続かないので梅雨を定めず「北海道に梅雨はない」となりました。
北海道に梅雨が無いので、北海道以外の青森や東北も梅雨がない地域と思っている方も多いようです。
昭和後期には、梅雨前線が近付き雨が長く続いた時には蝦夷梅雨と呼ばれていました。
しかし近年は温暖化により前線が近付く頻度が増え、雨が続く日が増えてきているので梅雨が再検討される日も近いかもしれません。
青森の梅雨明けはいつ?
梅雨明けは、現在までと一週間後の天気予報で天候が変わると判断された場合に、「〇月〇日に梅雨明けしたとみられます」と発表されます。
週間天気予報を見て晴れが続く予報であれば梅雨明けと発表されます。
梅雨明けが宣言されない場合もある
東北などでも梅雨がはっきりしない年もあり、梅雨明けが宣言されない年もあります。
宣言されない理由は梅雨前線が経過しても、また戻ってくる場合があるので、不安定な天気が続く場合は発表なしで夏になる事があります。