「津軽弁で告白」——つまり、津軽人の心の奥ゆかしい愛情表現ですね。
津軽弁は、直接的な言葉よりも照れくさくて、でも温かい言葉が多いのが特徴です。
ここでは、いくつかのシーン別に紹介します👇
💞 基本の告白フレーズ
| 津軽弁 | 標準語訳 | ニュアンス |
|---|---|---|
| おめのごど好ぎだ。 | 君が好きだよ。 | 王道!柔らかくて照れくさい。優しい響き。 |
| ずっと前がらおめのごど、気になってだんず。 | 前からずっと君のこと気になってたんだ。 | 素朴で誠実な感じ。 |
| 一緒におってけろ。 | 一緒にいてほしい。 | 恋人になってほしい意味合い。方言らしい温かさ。 |
| おめとおるど、あずましいじゃ。 | 君といると落ち着く。 | “あずましい”=心地よい。津軽らしい表現。 |
| へば、おめば大事にすっきゃ。 | じゃあ、君を大事にするよ。 | 告白の締めにピッタリ。優しい約束の言葉。 |
🥺 ちょっと切ない告白
| 津軽弁 | 標準語訳 | ニュアンス |
|---|---|---|
| おめば思えば思うほど、胸さぎゅ〜ってすんず。 | 君を思うほど胸が苦しくなる。 | 感情がストレート。津軽節の情熱。 |
| 言わねばまいねと思って、いま言うじゃ。 | 言わなきゃダメだと思って、今言うよ。 | 勇気を出した瞬間の言葉。 |
😂 照れ隠し気味の津軽弁告白
| 津軽弁 | 標準語訳 | ニュアンス |
|---|---|---|
| おめさ言うの、はずかしぐて、胃痛ぇじゃ〜。 | 君に言うの恥ずかしくてお腹痛ぇ〜。 | 照れながらも本気。可愛いタイプの告白。 |
| おめの笑い声きぐど、まいね、好きになってまる。 | 君の笑い声聞くとダメだ、好きになっちゃう。 | 思わず本音が出たような自然な言い方。 |
💬 津軽弁の告白の特徴
- **直接的な「愛してる」より「好ぎだばな」や「あずましい」**で表現
- 感情は深いけど、言い方は控えめで温かい
- 言葉の“間”と“訛り”に心がこもる
つまり、津軽弁の告白は——
「飾らない、本音の愛情」💗
🌸 おまけ:津軽弁告白・フル例文
「んだば、ちょっと真面目な話すけどな……
おめとおるど、なんぼあずましいど思ってらんず。
ほんとは前がら好ぎだったばって、
言わねばまいねと思って、いま言うじゃ。
おめ、好ぎだばな。」
(=「ちょっと真面目な話だけど、君といるとすごく落ち着く。
本当は前から好きだったけど、言わなきゃダメだと思って今言う。
好きだよ。」)

