2025年がスタートした1月早々、現段階では今年の五所川原の立佞武多について日程や駐車場情報の発信は確認できていません。
立佞武多の開催時期は青森県のあちこちでお祭りが開催!
ホテルの予約は早めにしないと取れないので、2024年の情報を踏まえてお伝えします。
五所川原立佞武多(たちねぶた)
ビルよりも高い立佞武多を見た瞬間驚きが走る!
どうやって制作したのか…と、驚きを隠せない青森祭りのひとつが「五所川原立佞武多」。
初めて見た人たちは「おぉぉっ!!」と声にならない言葉が出ること間違いなしです。立佞武多を真下から見ると、全貌を把握できないので少し離れた場所から見るのがポイントです。
囃子に合わせて「ヤッテマレ、ヤッテマレ~」の掛け声は、テンポが早めなので青森ねぶた祭りのような心が騒ぎ出す(津軽弁でいえば「じゃわめぐ」)気持ちになりますよ。
五所川原の立佞武多は、大型と小型のたちねぶたが運行しているので、違った雰囲気を楽しめます。
立佞武多の歴史
五所川原の立佞武多、実は一度規模が縮小されて失われつつありました。
・明治から大正にかけて山車(ねぷた)が出陣
・大きさで競い合うようになり高さ30mの山車もあった
・大正時代に電気の普及で電線が街中に張り巡る
・ねぷたの高さ制限があり小型化
・戦争とともにお祭りも縮小
・戦時中と戦後に2度の火事でねぷたの資料がほぼ焼失
・昭和時代にねぷたが復活!巨大ねぷたの登場はあらず
・昭和末期から平成にかけて経済や少子高齢化などで再び縮小
そして、平成5年、巨大ねぷたの題材の設計図が見つかり話題へ!
大型ねぷたの山車祭りをおこなっていた当時の五所川原市を題材にした劇で、高さ7mの巨大ねぷたが登場しました。このことがきっかけで、劇に関わったスタッフなどが巨大ねぷたに対する思いが大きく変化。
ついに、平成8年に高さ16mの立佞武多が復活!
一世紀ぶりに復活した巨大な立佞武多が展示され、五所川原市内外から多くの人たちが訪れました。
その翌年、平成10年に東京ドームで開催される「活彩あおもり大祭典」にたちねぶたの展示以来を青森県が依頼。この参加がきっかけで、平成10年から五所川原立佞武多は青森祭りのひとつとして毎年運行しています。
立佞武多の大きさ
五所川原市の立佞武多は、高さが23m、重さは16トンのとても大きなねぶたです。
ビルに表すと、7階建てに相当するそうです!
青森市のねぶたは3Dの人形型山車、弘前市は平面の扇型の山車。五所川原市のねぶたはどちらかといえば青森市の人形型山車ですが、まったく同じ形ではありません。
夜になると立佞武多に光が灯り、ビルなどの建物の間から顔をのぞかせながら練り歩く姿に、初めて見た人は驚きを隠せませんよ。
大型の立佞武多は数台と少ないのですが、16トンもある巨大な山車をすべて人の力のみで動かしています。
とにかく巨大な立佞武多、その姿を見るだけではなく曳き手によって動かす姿も圧巻ですよ。
立佞武多の観覧場所
五所川原立佞武多の運行コースは、五所川原駅近く(旧ロータリー交差点)やつがる総合病院前を中心におこなわれます。
観覧席は無料と有料席があり、有料は1,000円からと比較的リーズナブルな料金でチケットを購入できます。
青森市で開催される青森ねぶた祭りに比べると観客は少なめななのと、遠くからでも立佞武多は観覧できる大きさなので、さまざまな場所から見れました。
ただ、運行スタート地点から立佞武多の館にかけるエリアは、観客でいっぱいだったので、行くなら早めの時間帯がおすすめです。
立佞武多の出陣日程
残念ながら2025年は、新作の立佞武多の制作はありません!
毎年1台ずつ、高さ23メートルにもなる大型の立佞武多が造られていました。※一部の年を除く
しかし、展示や制作場所である「立佞武多の館」が2026年6月末まで改修工事に入るため、2025年は新作なしで運行をすると五所川原市商工観光課が報告しています。
そのため、2025年は2024年に出陣した大型立佞武多「閻魔(えんま)」「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」「暫(しばらく)」の3台が五所川原の街中を練り歩く予定です。
2026年7月に立佞武多の館はリニューアルオープン予定なので、来年以降の新作お披露目が楽しみですね。
立佞武多の臨時駐車場
現段階で、2025年開催の立佞武多の臨時駐車場についての情報は発表されていません。
例年通り、2025年も同じ場所で臨時駐車場を開設すると思われます。
立佞武多臨時駐車場
500台
16:00~22:00
車1台 1,000円
五所川原上平井駐車場
90台
16:00~22:00
車1台 1,000円
ELM無料駐車場
ELMは無料で駐車できますが、会場まで1.4kmあります。
リアルタイムで確認できる駐車場
五所川原ではリアルタイムで確認できる駐車場が2つありました。
タイムズ五所川原市役所
96台
最大料金 (繰り返し適用) | 駐車後24時間 最大料金500円 |
通常料金 | 00:00-00:00 60分 200円 |
タイムズ五所川原駅前
41台
最大料金 (繰り返し適用) | 駐車後24時間 最大料金500円 |
通常料金 | 00:00-00:00 60分 200円 |
駐車場一覧と運行コース
https://www.city.goshogawara.lg.jp/oshirase/kankou/files/event.pdf
立佞武多のホテル予約とおすすめ宿泊施設
五所川原の立佞武多は、青森県内でもトップに入るほど人気の高いお祭りです。
2024年の来場者は29万4000人!
五所川原市の人口は5万人弱なので、たった5日で数倍以上の人たちが街の中心部に集まります。
ホテルや旅館は多くはないので、確実に観るなら早めに予約が必要でしょう。
・パークイン五所川原 エルムシティ・ホテル サンルートパティオ五所川原
・ホテルサンルート五所川原
・稲垣温泉ホテル花月亭
予約する時期によって、五所川原市内のホテルは満室の可能性があります。
ホテルや旅館ではなく民泊を探したり、隣の市区町村のホテルにしたりなど工夫することで予約できることもあります。
・民泊宿屋 PittINN・山田温泉旅館
・絶景の宿 つがる富士見荘
・ロックウッド・ホテル&スパ
五所川原の立佞武多が開催される時期は、青森市のねぶた祭りや弘前市のねぷた祭りなどもおこなわれています。
いずれも何十万人という人たちが県内外だけではなく、海外からも訪問するので早めにホテル予約を取っておくことをおすすめします。