ニシンの切り込み
ニシンの切り込みは、北海道や東北地方に伝わる伝統的な発酵食品で、青森県でも古くから親しまれている郷土料理の一つです。
ニシンの切り込みとは?
ニシンの切り込みは、塩蔵したニシンを細かく切り、米麹と塩、唐辛子などを加えて漬け込み、発酵熟成させた魚介の塩辛です。
- 主な材料: ニシン(身や卵)、米麹、塩、唐辛子、時には大根や人参などの野菜が加えられることもあります。
- 特徴: 麹の甘みとニシンの旨味が凝縮され、独特の風味と塩辛さがあります。発酵によって生まれる深い味わいが特徴です。
- 食べ方: 温かいご飯のお供としてはもちろん、日本酒や焼酎の肴としても最高です。冷奴に乗せたり、お茶漬けの具にしたりと、アレンジも楽しめます。
青森のニシンの切り込みの特長
青森県内でも、特に津軽地方などで昔から家庭で作られ、親しまれてきました。地域や家庭によって、ニシンの種類(子持ちニシンを使うか否か)、麹の量、唐辛子の辛さ、熟成期間などに違いがあり、それぞれに個性豊かな味わいがあります。
青森県産のニシンが使われることはもちろん、地元の米麹や天然塩を使用することで、地域の風土が反映された味が生み出されています。
青森でニシンの切り込みを購入できる場所
青森県内でニシンの切り込みを探す場合は、以下の場所がおすすめです。
- 県内のスーパーマーケット: 地元のスーパーマーケット(ユニバース、マエダ、カブセンターなど)では、地元メーカーが製造したニシンの切り込みが販売されていることが多いです。
- 道の駅・産直市場: 道の駅や産直市場では、地元の手作り品や特色ある加工品が並ぶため、様々な種類のニシンの切り込みを見つけることができます。
- 例: 道の駅浅虫温泉、道の駅なみおか アップルヒル、アスパム(青森県観光物産館)など
- 魚屋さん・鮮魚店: 昔ながらの魚屋さんでは、自家製の切り込みを販売していることもあります。
- お土産店: 青森駅周辺や新青森駅、青森空港などのお土産店でも、お土産用にパッケージされたものが手に入ります。
- オンラインショップ: 青森県の特産品を扱うオンラインショップでも購入可能です。
主な製造メーカー(一例):
青森県内でニシンの切り込みを製造・販売しているメーカーとしては、飯田食品(青森市)、八甲食品(青森市)、カクキュー青木(八戸市)などが知られています。これらのメーカーの製品は、県内のスーパーや土産物店でよく見かけます。
青森を訪れた際には、ぜひ様々なニシンの切り込みを食べ比べて、お好みの味を見つけてみてください。
ニシンの切り込み 食べ方
ニシンの切り込みは、そのままでも十分美味しいですが、様々な食べ方で楽しめます。ご飯にもお酒にも合う、万能な日本の発酵食品です。
1. 基本の食べ方(定番)
- 温かいご飯に乗せて: これが最も一般的で、最高の食べ方と言えるでしょう。切り込みの塩気と旨みが、ご飯の甘みを引き立て、止まらなくなります。白いご飯との相性は抜群です。
- お酒の肴に: 日本酒、焼酎、ビールなど、どんなお酒にもよく合います。特に日本酒との組み合わせは格別で、切り込みの深い味わいが酒を進ませます。少しずつ舐めるようにして食べるのがおすすめです。
- お茶漬けの具として: 軽く焼いた切り込み、またはそのままの切り込みをお茶漬けの具にすると、風味豊かな一品になります。熱いお茶をかけることで、ニシンの旨みがさらに広がります。
- おにぎりの具に: 温かいご飯に混ぜ込んだり、中心に入れて握ったりすると、手軽に美味しいおにぎりができます。行楽のお弁当にもぴったりです。
2. 応用・アレンジレシピ
- 冷奴に乗せて: 薬味のように冷奴に乗せるだけで、一品料理になります。ネギや生姜などと一緒にどうぞ。
- 野菜との和え物: きゅうり、大根、カブなどの生野菜と和えると、さっぱりとした箸休めになります。マヨネーズを少し加えても美味しいです。
- ポテトサラダに混ぜる: 意外な組み合わせですが、ポテトサラダにニシンの切り込みを加えると、風味と塩味が加わり、大人の味わいになります。
- パスタやチャーハンの具材に: 細かく刻んでパスタソースの具材にしたり、チャーハンに混ぜ込んだりするのもおすすめです。切り込みの旨みが料理全体の味を深めます。
- 卵焼きや炒め物に: 卵焼きの具にしたり、野菜炒めに少し加えて風味付けに使うこともできます。
- チーズとの組み合わせ: クリームチーズやプロセスチーズに少し乗せて食べると、ワインのおつまみにもなります。
3. 美味しく食べるコツ・注意点
- 少量ずつ楽しむ: ニシンの切り込みは塩分が強く、味が濃いので、一度にたくさん食べるよりも、少量ずつご飯やお酒と共にじっくり味わうのがおすすめです。
- 風味を損なわないように: 麹やニシンの繊細な風味を楽しむため、あまり加熱しすぎない方が良い場合もあります。
- 保存方法: 開封後は冷蔵庫で保存し、なるべく早めに食べ切りましょう。空気に触れると風味が落ちやすいので、密閉容器に入れるのが良いです。
様々な食べ方を試して、ご自身のお気に入りの食べ方を見つけてみてくださいね。


