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つがるロマン終了なくなる はれわたりが後継

青森県の代表的なお米「つがるロマン」が、2024年から販売終了となることが決定しました。この品種は、青森県内で長年愛されてきた米ですが、今後は新たに開発された「はれわたり」に切り替えられることになります。

背景と理由

「つがるロマン」は、1996年に青森県の奨励品種として登録され、2020年には育成者権が消滅しました。そのため、青森県米穀集荷協同組合は2022年に「つがるロマン」の取り扱いを終了することを決定しました。主な理由としては、気候変動による影響で、特に高温の年には米の内部にひびが入る「胴割れ」が多く見られることが挙げられています。

新たな品種「はれわたり」

「はれわたり」は、2023年に全国デビューした新しい青森県産のブランド米で、「ひとめぼれ」や「コシヒカリ」をルーツに持ち、粘り気や食感の良さが特徴です。青森県はこの品種を「つがるロマン」の後継として位置付け、普及を進めています。試食会では、飲食業界の関係者からも高い評価を受けており、今後の期待が寄せられています。

消費者の反応

「つがるロマン」の販売終了に対しては、多くの消費者から寂しいとの声が上がっています。特に、SNSでは「つがるロマン」を愛する人々の感慨深い投稿が多く見られ、青森県の米文化における重要な存在であったことが伺えます。

このように、青森県の米業界は新たな品種への移行を進めていますが、長年親しまれてきた「つがるロマン」の終焉は、多くの人々にとって一つの時代の終わりを意味しています。

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