「青森の歌」といっても、民謡・ご当地ソング・県民歌・現代のヒット曲など、いくつかジャンルがあります。
以下に、代表的な「青森の歌」をジャンル別に紹介します👇
🎵 ① 青森の伝統民謡
🪗 津軽じょんがら節(つがるじょんがらぶし)
- 青森を代表する民謡。津軽三味線の代名詞ともいえる曲。
- 元々は津軽の農民が即興で唄っていた「追分節」が起源。
- 歌詞は自由に変えられ、三味線の**即興演奏(即興節)**が魅力。
- 世界的にも「TSUGARU-JAMISEN」として有名。
🎶「ながれながれて 津軽の海に〜」という節回しが心に響きます。
🎵 津軽あいや節(つがるあいやぶし)
- 青森県津軽地方の代表的な唄で、労働歌から発展。
- 「あいや〜え〜」という掛け声が特徴。
- 民謡大会などで必ず登場する名曲。
🎵 南部牛追い唄(なんぶうしおいうた)
- 青森県南部地方に伝わる民謡。
- 牛を追って山を越える労働者たちが口ずさんだ唄。
- ゆったりとしたメロディが心にしみます。
🎶 ② 青森をテーマにしたご当地ソング
🎤 吉幾三「おら東京さ行ぐだ」
- 弘前市出身の吉幾三さんの名曲(1984年)。
- 津軽弁で都会への憧れと田舎の生活をユーモラスに歌っています。
「テレビもねぇ!ラジオもねぇ!」で全国に津軽弁が知られました。
🎤 吉幾三「津軽平野」
- ふるさと・津軽への愛情を込めた叙情歌。
- 津軽の冬景色、りんご畑、雪、母への想いなど、情景が浮かぶ名曲。
🎶「津軽平野に雪降る頃は〜」で始まる哀愁のメロディ。
🎤 北山たけし「津軽のふるさと」
- 津軽三味線の音色とともに、帰郷の想いを歌う演歌。
- 三味線のリズムが郷愁を誘います。
🎧 ③ 青森を題材にした現代の楽曲
🎤 RINGOMUSUME(りんご娘)「Ringo star☆」
- 青森のご当地アイドル。りんごをモチーフにした明るい曲が人気。
- 青森の観光PRにも貢献。
🎤 高橋竹山「津軽三味線独奏」
- 歌ではなく三味線の魂の演奏。
- 雪の中を吹きすさぶ風のような、津軽の自然を感じる音。
- 海外公演でも絶賛され、津軽の象徴的な音楽文化です。
🇯🇵 ④ 青森県民歌
- 1955年制定。作詞:大木惇夫/作曲:古関裕而(!)
- 古関裕而は「六甲おろし」「栄冠は君に輝く」なども手がけた昭和の名作曲家。
- 格調高く、美しいメロディで青森の自然を讃えています。
🌸 まとめ:「青森の歌」とは
青森の歌はどれも――
雪、りんご、津軽の風、そして“ふるさとへの想い”
をテーマにしており、**「郷愁」と「誇り」**が共通しています。


