弘前の土手町にある開雲堂は、明治12年（1879年）創業145年という大変歴史のあるお店で、弘前市民に長年親しまれてきましたが、5月31日をもって閉店します。

特に有名なのは、「卍最中（まんじもなか）」というお菓子です。地元の方々はもちろん、観光客にも人気のお土産として知られていました。

閉店の発表は5月上旬にSNSや店頭の張り紙で行われ、閉店までの期間は多くのお客様が訪れ、連日行列ができたり、営業時間内に商品が完売したりするほどだったそうです。最終営業日も朝早くから行列ができていたとのことです。

閉店の理由は体調不良と後継者がいない事のようです。

開雲堂の閉店は、弘前の街にとって大きな出来事であり、多くの方々から惜しむ声が上がりました。